2020年07月01日

羽田_屋上再開も来港自粛は継続

■東京国際空港(羽田空港) 展望デッキ全再開も不要不急の来館自粛要請を継続、空港への見学訪問は自粛しませんか

東京国際空港(羽田空港)の第3ターミナルを運営する東京国際空港ターミナルは1日、第3ターミナルの展望デッキを再オープンしました。しかし、空港は公式サイトで不要不急の来館自粛を継続して呼びかけています。空港・航空ファンなら、空港をクラスターにしないためにも、空港訪問を自粛しませんか。

羽田空港旅客ターミナルの展望デッキは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、4月から閉鎖されていました。
5月29日に第1と第2の展望デッキが再開済です。国際線が発着している第3の展望デッキは、閉鎖が継続していましたが、7時〜20時に短縮して再オープンし、旅客ターミナルビル内の展望デッキが全て再開されました。

しかし、不要不急の来館自粛については呼びかけが継続されています。

羽田空港では、いまだに入国者の感染確認が継続中。東京都や隣接する神奈川県の国内感染者数も増加傾向になっており、重大局面のような状況になっています。
羽田では、3月29日に新離着陸ルートの運用開始、国際線の大増枠、第2ターミナル国際線施設の使用開始。3日にはHANEDA INNOVATION CITYの街開きを控えているなど、ここ数年で最大のイベントが続いています。不要不急の訪問ができずに残念な状況が続いていますが、空港・航空ファンなら、空港をクラスターにしないためにも、まだしばらくは羽田空港訪問を自粛しませんか。

国際線発着空港は、いま、COVID-19感染のリスクが病院に次いで高いと言っても過言ではない施設になっています。6月はパキスタンなど感染が急拡大している国からの入国者の感染確認が急増。国内の中でも感染リスクが非常に高く、こんなところに見学者が集まった場合、クラスターになる危険性が非常に高い状況です。

3月に行われた東京2020オリンピック・パラリンピック聖火輸送機の出発や6月のANAB737-500型機引退では、世界がパンデミックで警戒を強めているにもかかわらず、展望デッキに隙間なく見学者が殺到し、離隔など全く取っていない様子も報道されています。検疫官がウイルス流入阻止を必死に頑張るなか、ファンの行動で、空港をクラスター化する危険が高まる事例が実際に生じています。

いらぬお世話かもしれませんが、普段から空港の話題を取り上げ、空港が感染阻止戦線の最前線であることを認識している身としましては、ファンの行動によって空港がクラスター化するということは避けるべく、引き続き、空港が公式に表明している不要不急の来館自粛要請に同調しています。

国際線大増枠は予定通り実施されていますが、結局、国際線は欠航が相次いでおり、新規就航は延期だらけ。どうせ不完全な変化中ですので、空港・航空ファンなら、ここはグッと我慢して、不要不急の羽田空港訪問を自粛しませんか。

羽田空港内での一部施設、店舗の運用変更について(羽田空港ターミナル公式サイト)
https://tokyo-haneda.com/information/2020/detail_00164.html
ラベル:羽田
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | 東京国際空港(羽田空港) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: