2020年07月15日

空港検疫_偽陰性?が発覚

◆空港検疫 偽陰性?が発覚、入国翌日に複数人と接触

三重県は15日、11日成田国際(成田)着でペルーから入国した外国籍の40代女性が、新型コロナウイルス感染症の再検査の結果、陽性だったと発表しました。

一緒に入国した子供(10歳未満男性)が空港検疫で陽性(空港検疫388例目)となったため、濃厚接触者として再検査を実施し、陽性だったとしています。
空港検疫では感染したばかりでウイルス量が少なく検出できなかったか、偽陰性だったかのいずれかと思われます。

ここのところ、一緒に入国した1人だけが感染確認される事例が何件か報告されています。これらの同行者は既に空港検疫で陰性となっているため、再検査するのは稀です。
今回、たまたま再検査をしたことで、陽性が確認され、国内感染拡大を防ぐことに繋がりました。

一方で、この事例では、一つの大きな問題点が生じています。
この40代女性は、愛知県在住です。三重県で感染発覚したのは、成田から入国後、自宅に戻らず、三重県の親族宅に行ったためです。
しかも、成田へは自家用車で親族が迎えに行っており、三重県の親族2人、愛知県の親族5人が濃厚接触者認定されました。いずれも検査結果は陰性だったとしていますが、この40代女性のようにウイルス量が少なく検出できなかった可能性もあり、経過観察が行われることになりました。

入国者は入国した翌日から14日間は自宅から外出しないよう要請されています。
今回、この要請に違反して外出したため、国内で感染が拡大する危険を撒き散らす結果となってしまいました。

家族が迎えに行かなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
家族が滞在先にいなけりゃ、家族に感染は拡がりません。


入国される皆さんには、家族内での感染や国内感染を拡大させないためにも、14日間の家族の出迎え・接触の自粛、14日間の外出自粛をぜひ頑張っていただきたいですね。

関東ではこういった発表をしている自治体が少ないので目立つのかもしれませんが、愛知周辺でこういう外出事例による感染拡大が多いのは何か地域性があるのでしょうか、、、。

新型コロナウイルス感染症患者の発生について(県内第51例目) 【令和2年7月15日発表】(三重県公式サイト)
http://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/m0068000071_00094.htm
posted by johokotu at 21:00| 東京 🌁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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