2020年08月04日

5月韓国・グアム搭乗0?

◇5月は韓国便やグアム便の搭乗者はゼロ? 5月分航空輸送統計速報発表

国土交通省(国交省)は7月31日、5月分の航空輸送統計速報を発表しました。このなかで、韓国方面と太平洋方面の利用者がゼロとなっています。

国交省は毎月末に2か月前の航空輸送統計速報を発表しています。
7月末には、最も航空利用者が落ち込んだ5月分が発表されましたが、方面別で韓国方面と太平洋方面の利用者がゼロとなっています。

全体の旅客輸送は、国内定期航空の旅客輸送量は約600千人(前年同月比93.4%減)、約552,766千人キロ(同93.4%減)、座席利用率は25.7%、国際航空輸送の旅客輸送量は約33千人(前年同月比98.3%減)、約237,187千人キロ(同97.2%減)、座席利用率は25.6%でした。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、他の公表データともおおむね合致する、激減状態の数値になっています。

この中で、国際線の方面別実績が発表されています。
最も輸送減少率が少なかったのは、オセアニア方面ですが、それでも前年同月比わずか4.5%の1,297人。米大陸方面が同3.6%の10,087人となっています。
最も利用者が多かったのは、国の数が多いのもありますが、その他アジア(中韓以外のアジア路線)で15,727人でした。

目を引いたのは、韓国方面と太平洋方面で、いずれも旅客数は0人でした。
5月中、韓国路線は成田国際(成田)-ソウル仁川線を大韓航空とアシアナ航空が各週7往復、関西国際(関空)-ソウル仁川線をチェジュ航空が週3往復就航しています(+エチオピア航空が成田-アディスアベバ線をソウル経由で運航)。太平洋方面も、ユナイテッド航空が成田-グアム線を週3往復(+エアカレドニアインターナショナルがヌメア線を旅客輸送できないものとして運航)運航しており、これだけの便数就航しているにもかかわらず、旅客数0人と衝撃的な数値となっています。

航空輸送統計速報(令和2年5月分)(国交省公式サイト)
https://www.mlit.go.jp/report/press/joho05_hh_000556.html
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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