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まだワクチンも特効薬も開発されていません
不要不急の外出は控えませんか
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沖縄県は13日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関して、独自に発令している緊急事態宣言を29日まで延長しました。県内全域で不要不急の外出自粛を要請しています。対象地域には13空港があります。
大都市圏などでCOVID-19の感染が急拡大するなか、沖縄県が出している独自の宣言は15日までの予定でしたが、29日まで2週間延長となりました。
「県内全域が感染蔓延期(警戒レベル第4段階)に達している」としており、沖縄県内全域で不要不急の外出自粛を要請。県民には、県をまたぐ不要不急の往来の自粛、県外からの渡航は慎重に判断するよう求めています。
来島自粛を求めている離島への渡航も自粛するよう要請しました。沖縄県内には、13空港ありますが、航空便への影響も大きくなるとみられます。
空港のある島では、伊江村、粟国村、久米島町、北大東村、南大東村、多良間村の6空港所在町村が来島自粛を要請済み。
波照間空港を抱える竹富町は、渡島に当たり、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」と「一週間健康観察システム」の登録を求めています。
場外離着陸場がある伊是名村、那覇空港からヘリタクシーで行ける渡名喜村も来島自粛を要請しています。
このうち、北大東、渡名喜は「強く」来島自粛要請しています。
残念なことに帰省も含めて来島自粛を要請中のところばかりです。
那覇市、座間味村(慶良間空港あり)、宮古島市(宮古空港と下地島空港あり)、石垣市、与那国町は明確には来島自粛は呼びかけられていません。しかし、ほとんどの島が、症状があるときの来島自粛、常時マスク着用、手指消毒の徹底、買い物は1人で行くなどの対策を求めています(宮古島まもる君など人形ですらマスクを着用中)。
日本にある有人離島は418島あります。そのすべてが医療体制がぜい弱で、ほとんどの島ではCOVID-19のPCR検査すらできない島々です。万一、島の中でCOVID-19を発症した場合は何も対処できず、島全体がクラスターになる危険性が高くなっています。
他の離島でも似たような状況に陥る可能性は非常に高く、各離島ではウイルス持ち込みへの危機感が非常に高い状況です。
■沖縄県緊急事態宣言の延長について (8月13日)(沖縄県公式サイト)
https://www.pref.okinawa.jp/202008132.html