2020年08月15日

すり抜け感染続々、14日自粛重要

◆空港検疫 すり抜け帰国して後から次々感染確認、入国時は偽陰性の可能性?、14日間隔離の重要性明らかに

三重県は12日と13日、空港検疫陽性患者の濃厚接触者や帰国者が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

確認されたのは合計2人。

まずは、12日に発表された三重県内257例目の患者(60代男)で、8月1日に東京国際(羽田)着で陽性確認された患者の濃厚接触者と発表されています。8月9日に下痢、嘔吐、食欲減退の症状が出て、10日に検体を採取、11日に検査陽性が確認されています。
この方は、8月1日に羽田から自家用車で帰宅して以降外出しておらず、帰国者との濃厚接触が感染原因とみられています。外出していないにもかかわらず、濃厚接触者は同居家族4人いるとしています。発表内容から、日本に元々いた方とみられていましたが、後述の265例目の発表で、同時に帰国した人と判明しました(もしも265例目の方が出なかったら有耶無耶になっていました)。
空港検疫の発表では、8月1日羽田着で三重県在住者としてブラジルから入国の50代女性(空港検疫593例目)がおり、濃厚接触のもととなった方とみられます。

2人目は、13日に発表された三重県内265例目の患者(40代男)。8月1日に羽田着で、上記257例目と一緒に帰国したと発表されています。257例目の濃厚接触者として11日に検査されており、257例目の患者の同居家族4人のうちの1人とみられます。12日に陽性が確認されました。
この方も帰宅後の外出はありません。

今回の患者は、1日に入国し、9日に発症しています。空港検疫593例目の濃厚接触日から見ても8日程度が経過しています。
そもそもブラジルを出国する時点で感染していた可能性もあり、その場合、空港検疫ではいわゆる偽陰性だったことになります。ウイルスが活発になるのは、発症2、3日前と言われていますから、入国時にはウイルスがそもそも捉えられなかった可能性もあります。

この2人の場合は、同時に帰国した1人が入国時に感染確認されていたので、外出自粛をきっちり守っていました。
きちんと外出自粛を守っていたことから、市中に感染が拡大することもなく、外国からの持ち込み事例であることも確定できました。
入国後14日間の外出自粛が、非常に重要であることが、改めて確認された事例となっています。

三重県では、7月に、空港検疫で陽性だった人物が陽性判明前に親族宅を訪れて感染が拡大した事例が出たことがあります。

これから入国される皆様、
14日間の外出自粛は非常に重要です
持ち込んだウイルスで国内感染を拡大しないよう
14日間の外出自粛にぜひご協力ください

75年前のように屋根がないわけでもなく食料がないわけでもない
夜電気をつけても憲兵に罵倒されません
宅配だってすぐに簡単に頼めます
今の日本なら快適に外出自粛STAY HOMEができますよ


【県内延べ257例目】(空港検疫陽性患者の濃厚接触者)(三重県公式サイト)
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000905409.pdf
【県内延べ265例目】(延べ257例目の濃厚接触者)(三重県公式サイト)
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000905631.pdf
posted by johokotu at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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