◆訪日外国人 7月は推計3,800人も入国、出国日本人は20,300人と6月より増加
日本政府観光局(JNTO)は21日、7月の訪日外客数、出国日本人数の推計値を発表しました。訪日外客数は3,800人、出国日本人数は20,300人でした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受け、国際線の利用は極端に減少しています。
推計値の前年同月比は、訪日外客数が99.9%減(前年2,991,189人)、出国日本人数が98.8%減(前年1,659,166人)でした。いずれも前月より増加しており、今年4月の出入国者数を突破しました。
現在、特定146か国・地域からの入国者の全員にPCR検査が課せられ、全入国者に対して入国後14日間の外出禁止が要請されています。日本人以外の上陸拒否も拡大し、査証の無効化も行われています。世界各国も似たような制限をしているところが多くなっていますが、それでも、3,800人もの外国人が入国していることが分かりました。最も多いと推定される中国から800人入国しているほか、ベトナムから600人、米国から400人、韓国とインドからそれぞれ300人が入国したとしています。
7月に96人もの感染確認が出たフィリピンは50人しかいない状況でした。
訪日外客は、「外国人正規入国者から、日本を主たる居住国とする永住者等の外国人を除き、これに外国人一時上陸客等を加えた入国外国人旅行者のことである。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外客に含まれる。なお、上記の訪日外客には、乗員は含まれない」と定義されています。永住者がやはり多いのでしょうか。千葉在住者が多い謎が解けません。
7月は、成田国際、東京国際、関西国際、中部国際、福岡の5空港で、細々と国際線の運航が続いていました。
■訪日外客数(2020 年 7 月推計値)(JNTO公式サイト)
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/200821_monthly.pdf
2020年08月22日
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