■下地島空港 PDエアロスペースが宇宙港として活用へ
沖縄県とPDエアロスペースは10日、「下地島空港及び周辺用地の利活用事業提案」に対する「下地島宇宙港事業」について基本合意したと発表しました。
下地島空港を宇宙港として活用し、「宇宙飛行機の飛行試験」、「宇宙機用ハンガー(格納庫)を用いたテナント事業」「宇宙旅行に対応する訓練事業」「観光事業」を展開していく計画だとしています。
今回の事業は、平成29年度に下地島空港利活用事業(第2期)として公募されたもの。今回の合意に合わせて、沖縄県の利活用実施計画も改訂されています。
各国民間企業が開発を進める有翼型宇宙往還機(スペースプレーン)の離着陸場機能を持たせる計画。来年には無人宇宙実験機の飛行試験を実施し、下地島空港からの宇宙旅行者数を、令和7年に年間100人、令和12年には年間1,000人にすることを目標値として設定しています。
宇宙港事業の拠点エリアは、駐機場の南側に設けられる予定です。
■宇宙港事業を沖縄県下地島空港にて展開(PDエアロスペース公式サイト)
https://pdas.co.jp/documents/Press_200911.pdf
■下地島空港及び周辺用地の利活用(PDエアロスペース公式サイト)
https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/kuko/kikaku/shimoji-rikatsuyo3.html
2020年09月12日
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