2020年09月13日

偽サイトにご注意ください

□お知らせ 偽サイトへのリンクにご注意ください

平素より「情報交通ホットライン 日本空港情報館ブログ」をご覧いただきありがとうございます。
公的機関に近い空港ターミナルサイトなども、偽サイトが出回っているようです。

日本空港情報館ブログでは、リンク不可・リンク登録制を明記しているサイト以外へのリンクを貼っています。
しかし、一部古くなっているものがあり、別のサイト(アドレスは正しいが別の業者がアドレスを入手し変更されたサイト)へ飛んでしまう事象をいくつか発見しています。定期的に見直しは行っていますが、ご注意いただくようお願いします。


偽サイトについては、給付金詐欺やドコモ口座の事件等で、偽サイトの存在がクローズアップされていますが、公的機関でも後を絶たないようです。
空港の公式サイトについても、公共交通機関であるため標的になることが多いようで、例えば、富山空港ターミナルビル(https://www.toyama-airport.co.jp/)はホームページで注意喚起を行っています。

空港サイトの場合、一つの空港でも、
 ・旅客向けに空港ターミナル会社が開設しているサイト
 ・上記とは別に空港ターミナル会社が開設している会社サイト
 ・運営自治体が開設しているサイト
 ・利用促進に関する協議会(多くは自治体)が開設しているサイト
 ・空港事務所が開設しているサイト
 ・各空港の行政機関が開設しているサイト
 ・各空港にあるホテルや店舗が開設しているサイト
など、多数のサイトが林立しており、この中に一つぐらい偽サイトが紛れ込んでいてもなかなか見分けがつきにくい状況にあります。

日本の空港サイトは多くの場合、自治体系であれば「○○.go.jp」「○○.lg.jp」、会社であれば「○○.co.jp」のことが多いですが、最近は「○○.jp」も流行りですし、古いサイトは「○○.com」を使っているところも見られるので、判別が難しい所もあります。
「○○airport.jp」が公式サイトで、「○○-airport.jp」で偽サイトができている、なんてパターンもあるようです。

先に挙げた富山空港の場合、旅客ターミナルを管理している富山空港ターミナルビルは、公式サイトを「https://www.toyama-airport.co.jp/」だと注意喚起しているのですが、富山県、富山空港国際路線利用促進協議会、富山空港を発展させる会が運営している富山空港公式サイトは「https://www.toyama-airport.jp/」です。

また、古いアドレスを変更されている場合もあります。最近多いのは、元々「○○.co.jp」だったものを「△△.jp」に変えているパターンが多いこと。
日本空港情報館ブログが困っているのはこの点でして、リンク自体は登録制でもなんでもないので、各空港概要ページから飛んでいるリンクが、古いアドレスのままになっている事象があります。この古いアドレスが別の業者に買われて、全く違うサイト(アドレスは合っている)に飛んでしまうことがあります。
最近発見した例ですと、福江空港の公式サイトへリンクしていたはずなのに、別の空港の駐車場ガイドのような私設サイトに変わっていたというのがありました。利用者が多いものだと、東京国際空港(羽田空港)の旅客ターミナルの公式サイトが3月にアドレスが新しくなっています。
定期的にリンクの貼り直しは行っていますが、追い付いていない部分はありますので、充分ご注意願います

最近の人は、そもそもアドレスの認識がなくなってきているのか、アドレス欄を見ない人も多いです。また、FacebookなどSNSの貼り付けリンクでは、リンクの省略表示がされている場合もあります。
そもそも公式サイトでも、動画ページだけが外部サイト(Youtubeなど)になっているパターンなどがあり、どれが公式のサイトなのか分かりにくいものもあります。まとめサイトなどでは勝手に画像や文章引用とかも使われて検索サイトの検索ではそればかりリンクされている場合も多いですし、、、。パッと見では、正しいアドレスかどうかを見分けるのも難しいので、ご注意ください。

ご不安な場合は、
 ・各会社の発行する公式広報物に記載されているアドレスを直接入力
 ・大手検索サイトで検索し、少し下の方に表示される「”公式サイトであることが明らかなページ”」をクリック※
 ・公的機関公式サイトからのリンクのみ活用
 ・とにかくアドレスを必ず確認
などを実践されることをお勧めします。

※大手検索サイトもいくつか落とし穴があります。
まず、上の方に広告サイトが表示される場合があります。例えば、YAHOO!JAPANで「AIRDO」を検索してみると、最上段は「さくらトラベル」で上段4つは広告サイトが占めています。2番目はAIRDOの公式サイトの広告ですが、これはもう誤クリック対策のために、AIRDOが頑張って広告を出しているだけですね。
数年前までは、「○○社公式サイト/△△航空予約」といった、まるで△△航空会社の公式サイトような見出しを付けていた会社も多かったです。最近少なくなっていますが、いまだに「△△航空の予約」としか書いていないサイトも多いです。YAHOO!JAPANを例にとると、以前は「公式サイトのリンク」「広告サイトのリンク」「自動収集したサイトのリンク」が明らかにデザインで分かれていたのですが、今は、3つとも同じなので、見分けがつきません。Google検索も似たようなものです。
次に、リンク先を自動収集しているので、公式でもなんでもないサイトへのリンクが張られてしまう場合があります。上述したような、公式とほとんど変わらないアドレスで偽サイトを作っているパターンで、そこへのリンクが貼られてしまう場合です。海外空港などでよくあります。私設でその空港を紹介しているサイトのアドレスを、公式に寄せたアドレス名にしているサイトも多いですね。アクセス数を稼いで広告料を吊り上げる目的の場合も多いので、フィッシングサイトなのかは分かりませんが、不安なところです。


ちなみに、「情報交通ホットライン 日本空港情報館ブログ」は
http://johokotu.seesaa.net/
です。
無料の私設サイトなので、お金や個人情報を入力等やり取りさせることは一切ありません

AIRDO公式サイトの解説が分かりやすいです。
AIRDOホームページの偽サイトにご注意ください(AIRDO公式サイト)
https://www.airdo.jp/news/2020/news-8048.html
ラベル:注意喚起
posted by johokotu at 18:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◆ブログのお知らせ | 更新情報をチェックする
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