2020年09月27日

7月入国1万人増の4万人

■7月入国者は約一万人増えて四万人弱 外国人は1万2千人強

法務省は25日、出入国管理統計の2020年7月分の月報を発表しました。7月の日本への入国者数は39,679人で、外国人は12,544人が入国していたことが判明しました。

2020年7月の入国者数は日本人27,135人、外国人12,544人(米軍の協定該当者含む)、合計39,679人でした。6月に比べて倍増しています。4万4千人が入国した4月レベルまではまだ戻っていません。
前年比は99.1%減で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響がそのまま出た結果になりました。

最も入国者が多かった空港は成田国際で21,923人(全入国者の55%)を占めています。東京国際が12,932人(同33%)、中部国際が407人(同1%)、関西国際が3,861人(同10%)、福岡が325人(同0.8%)でした。
入国者が全員米軍関係者と思われる三沢を除くと、7空港で入国者がありました。岩国で日本人の入国が確認されていますが、チャーター便でしょうか。先月の人数と比べると、福岡が人数が5倍になった一方、関西国際、中部国際とも約1.6倍の人数です。

外国人が31.6%で、6月とほぼ同比率になっています。

その国から来たかどうかは分かりませんが、国籍別でみると、中国、フィリピン、韓国、ベトナム、米国のそれぞれの国籍者の入国が上位5位を占めています。15位にフランスが入るなど欧州国籍者の入国が若干増えてきました。だいたい、在日外国人の多い国が上位を占めています。6月に1000人近い入国があったネパールからの入国者は激減しています。

在留資格別は10,300人のうち、永住者が3,698人、留学者が395人、日本人・永住者の配偶者は1,503人、定住者1,075人、特別永住者244人などとなっています。一方で、短期滞在430人、家族滞在1,577人なども入国を許可されています。
中国、フィリピン、韓国は永住者が多く、中国が1,266人、フィリピンが744人、韓国が330人です。ベトナムは永住者は64人のみで、留学者240人、家族滞在が279人もいます。米国は短期滞在が多く121人を占めています。
ネパールは6月に多かった留学者0人、家族滞在4人だったことから、留学生と家族の呼び寄せが激減したものとみられます。あまりに異様な変化ですが、元々が変な斡旋ではないですよね、、、。

空港検疫での国籍別の感染状況については、詳細を別途アップしますが、異常に外国人の感染者が増えている印象です。

<2020年7月入国者数>
入国者計 39,679人(前年 4,434,065人/△99.1%)
日 本 人 27,135人(前年 1,589,288人/△98.2%)
外 国 人 10,300人(前年 2,824,777人/△99.6%)
協定該当者 2,244人(前年 20,000人/△88.8%)
   
<2020年7月空港別入国者数> 日本人・外国人・協定該当者の3分類
三  沢 188人(協定該当者188人)
成田国際21,923人(外国人7,334人、協定該当者1,048人)
東京国際12,932人(外国人1,717人、協定該当者996人)
中部国際 407人(外国人 323人、協定該当者0人)
関西国際 3,861人(外国人 834人、協定該当者9人)
岩  国 3人(外国人 0人)
福  岡 325人(外国人 79人、協定該当者3人)

<2020年7月国籍別入国者数 上位15位>
中  国 2,737人
フィリピン 1,487人
韓  国 972人
ベトナム 809人(急増中)
米  国 608人
イ ン ド 422人(急増中)
パキスタン 397人
台  湾 384人
ブラジル 331人
タ  イ 235人
スリランカ 209人
ペ ル ー 190人
インドネシア 113人
ネパール 113人(急減中=6月は965人)
フランス 109人

出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_nyukan.html

5月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/476533684.html
6月分の配信内容 http://johokotu.seesaa.net/article/477054206.html
posted by johokotu at 02:00| 東京 🌁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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