◆訪日外国人 9月は推計13,700人も入国、出国日本人は減少し31,600人
日本政府観光局(JNTO)は21日、9月の訪日外客数、出国日本人数の推計値を発表しました。訪日外客数は13,700人、出国日本人数は31,600人でした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受け、国際線の利用は極端に減少しています。
推計値の前年同月比は、訪日外客数が99.4%減(前年2,272,883人)、出国日本人数が98.2%減(前年1,751,477人)でした。訪日外客は前月より5千人増加、出国日本人は5千人強減少しています。旅客数は8月に比べ、訪日外客数は約1.5倍です。
訪日外客数は1万人を超え、4月のレベルを超えました。
現在、特定159か国・地域からの入国者の全員に検査が課せられ、一部を除くほとんどの入国者に対して入国後14日間の外出禁止が要請されています。世界各国も似たような制限をしているところが多くなっていますが、それでも、13,700人もの外国人が入国していることが分かりました。最も多いと推定される中国から3,000人入国しているほか、ベトナムから2,700人、韓国から1,400人、タイから1,000人、台湾から800人が入国したとしています。先月より、タイは2.5倍、韓国、台湾は倍増しています。
9月は、成田国際、東京国際、関西国際、中部国際、福岡の5空港で、細々と国際線の運航が続いていました。
■訪日外客数(2020 年 9 月推計値)(JNTO公式サイト)
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/201021_monthly.pdf
2020年10月22日
この記事へのコメント
コメントを書く