■成田国際空港(成田空港) 日医大がPCRセンターを運用開始へ
成田国際空港(成田空港)と日本医科大学は22日、11月2日に成田国際空港PCRセンターを新設すると発表しました。
新設するPCRセンターは、新型コロナウイルス感染症のPCR検査を行う施設で、11月2日に開設するとしています。
成田空港第1ターミナル中央3階と第2ターミナル1階(北側国内線施設)に新設します。
成田は、0時〜6時は原則離着陸禁止ですが、新設するPCRセンターは年中無休24時間営業する予定です。
新施設は、国内空港で初めてPCR検査ラボを併設するものです。RT-PCR法を用いた全自動遺伝子解析装置GENECUBEによる測定とリアルタイムRT-PCR 法を用いたキットSARS-CoV-2 Detection Kit –Multi-を使用した測定を組み合わせて検査。最短2時間で陰性証明書を受領できる運用になります。
日本医科大学が、受付から陰性証明書の発行まで一貫して運営する予定で、同大学付属の医療機関やその他の医療機関で受検した場合でも、陰性証明書を発行するとしています。
同大学付属の医療機関は、付属病院、武蔵小杉病院、多摩永山病院、千葉北総病院、呼吸ケアクリニックの関東地方の5機関。その他の医療機関で受検した場合は、受検した医療機関からの紹介状と検査結果を持参する必要があるとしています。
海外渡航者向けの新型コロナウイルスの検査センターについては、政府が9月中に成田、羽田、関西国際空港の3空港にPCRセンターを開設するという報道が、7月頃頻繁に流れていました。
しかし、国による専用センターは結局設置されず、私立病院を活用する方式になりました。
■成田国際空港 PCRセンターを開設します(成田空港公式サイト)
https://www.naa.jp/jp/20201022-PCRcenter.pdf
2020年10月22日
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