※本旅行記は2020年10月のものを、2020年10月〜11月にかけてで公開したものです。
■2020.10 東京国際の旅行前
■自粛できず屁理屈付けて空港訪問へ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)でSTAY HOMEとして、不要不急の外出自粛や外出する際の予防行動が呼びかけられています。
空港見学なんて不要不急の典型例みたいなもの。三月にパンデミックとなり自粛生活に入ってから、空港を訪問できない状態に陥っていました。
今回、少し屁理屈も組み込みながら、空港見学を敢行してしまいました。
入国者による海外からの持ち込みと、夜の街(時期的に送別会?)を主原因として三月頃起こった第一波は、緊急事態宣言で外出が激減したことから、五月末頃には感染がかなり抑え込まれました。このタイミングで空港見学を行えば良かったのですが、何せ空港はウイルス持ち込み最前線。空港検疫でパキスタン事例が激増し始めたために躊躇していたら、七月頃には国内でも第二波(世界では第二波ですが、日本ではまだ第二波とは呼ばないそうです=日本の予言者達はこれから第二波が来ると言いたいのかな?)が始まってしまい、時期を逃していました。
第一波の経験からいくと、八月まで外出が減れば、九月位には抑え込まれるはずなので、十月には外出しても支障ない位になるはず。十二月になると忘年会で羽目外しする奴がまた出てきて、夜の街起因で三度目感染が拡大するだろうと予想。十月〜十一月に感染が低減されたら、間隙を突いて空港見学を行おうと企んでいました。
ところが、七月下旬から国がGO TOトラベルを推奨したこともあり、外出自粛は中途半端な状態に。結局、感染抑え込みはできませんでした。九月になっても減少はなかなか進まず、さらに九月四連休以降は感染状況が横ばいとなってしまいました。これではなかなか動きがとれず、空港見学へ行くのもさらに延び延びになっていました。
何とかならないか、屁理屈を練った結果、感染防止を最大限考慮した形での見学なら可能であろうと「思い込む」ことにしました。
具体的には、
・公共交通機関を使わないでアクセスする
・人がいない時間帯に見学
・屋内には出来るだけ入らない
といった具合です。
■羽田へウォーキング
自宅からの最寄り空港は東京国際(羽田)なので、見学先はほぼ自動的に羽田になりました。
地方の空港に行くには、飛行機や鉄道、船、高速バスなどを使うため、公共交通機関利用がほぼ必須です。流石に不要不急の空港見学という目的での旅行利用は憚られてしまいます。
また、自分は、自家用機はもちろん、自家用車やバイクも保有していないので、比較的近場にある調布や成田国際、百里などへ行くにしても、公共交通を利用せざるを得ません。調布なら頑張ればチャリで行けないこともないのですが、30キロほど離れていて結構しんどいですし、前回見学時から施設の大きな変化はありません。
一方、羽田は三月下旬に大きな変化があり、七月にはHANEDA INNOVATION CITYがオープン。空港島内道路やバス路線なども変化しており、早く見学しなければならない状況でした。特に、スターフライヤー(SFJ)が第2ターミナルから撤退するので、10月24日までにターミナルに接続する様子を撮影したいと考えていました。
で、羽田に行くことにしました。
羽田の場合、海外からの入国者は今は第3ターミナルにしか着かず、全員がハイヤーや検疫送迎バス、自家用車、徒歩のいずれかでしか移動できませんから、国際線が飛んでいない第1や第2なら入国者起因のウイルスを貰うことはありません。第1や第2も国内感染者(自分も罹っている可能性有り)と接触する可能性はありますが、それは街中と同じこと。そして、日中はあらゆる時間に人がいる街中に対して、空港はお客さんが航空便の運航に合わせて来るので、早朝の到着や深夜の出発なら人は著しく少ないはずです。そこで、そういった時間帯を狙っての訪問を検討し始めました。
しかし、よくよく調べてみると、羽田の旅客ターミナルの公式サイトで「尚、羽田空港では新型コロナウイルスの感染拡大防止に最大限努めており、引き続き、不要不急の来館はお控えいただきますよう、お願い申し上げます。」と呼びかけられていました。
https://tokyo-haneda.com/information/2020/detail_00164.html
つまり、羽田は、不要不急である空港見学や飛行機撮影を目的として、旅客ターミナルや駐車場(空港ターミナル会社が運営している建物内)への入場は出来ないことになります。(注意:空港への来「港」は自粛ではありません。自粛要請されているのはあくまでもターミナル会社管理施設への来「館」)。
そこで、跡地第1ゾーン(HANEDA INNOVATION CITY)、跡地第2ゾーン(ソラムナード羽田緑地)を中心に、ターミナルやターミナル会社の駐車場には入らないで、外部からのみで空港見学をすることにしました。
SFJを狙う第2については、空港警察付近や新整備場地区からなら、51番〜54番、70番台に駐機する飛行機を撮影できます。
そんな屁理屈を練り始めたのが10月に入ってからだったため、10月後半の土日(17日、18日、24日)が候補になりました。
ところが、17日、18日は雨予報。結局、24日一日ピンポイントでの訪問となりました。人が少ない時間帯は、何はともあれ早朝か深夜。夜だと光が足りないので、早朝訪問することにしました。
アクセスには、チャリを使おうとしていたのですが、直前に故障してしまい、仕方なく、全体を歩きに変更。家から羽田までは約15キロありますが、STAY HOMEで運動不足でもありましたから、良い機会と、空港で災害にあったときの帰宅難民訓練も兼ねて、歩いて行くことにしました。
調べてみると、最も写しておきたいHANEDA INNOVATION CITYの足湯スカイデッキは朝5時半から開くようです。今の時期、日の出は6時少し前なので、5時半は空が白みはじめる頃のはず。そこで、まずは天空橋のHANEDA INNOVATION CITYを回り、足湯を5時半のオープンと同時に見学。その後ソラムナード羽田緑地を経て、環八のトンネルをくぐって新整備場地区へ。そこから第2のスターフライヤーを撮影し、第2の新国際線を外(第4駐車場脇の歩道を想定)から外観撮影。その後第3ターミナル地区へ戻り、ターミナル名の代わった外観を撮影します。そして、時間があれば旧整備場地区も寄りつつ、帰宅することにしました。
時刻的には、夜の間に第2前まで行き、明るくなる5時半頃から第2→第3→天空橋と動く方が効率が良く、さっさと家に帰れます。しかし、足湯は朝イチに行かないと人が他の人が来てしまう可能性があるので、まず足湯に向かう行程にしました。
距離を確認すると、家から天空橋までは15キロほど。家を1時過ぎに出発、5時半に天空橋に到着。第2に着くのが7時前、第3まで戻ってくるのが8時過ぎ、帰宅は昼頃といった想定でした。
アクセスの予約(なし)
今回は、COVID-19対策で不要不急の鉄道・バス利用が出来ないため、全行程が徒歩。予約は必要なしです。
現地移動の予約(なし)
これも歩き前提なので、特に予約はありません。
宿泊の予約
日帰りなので宿泊もありませんでした。
■ここまでの教訓!
・[東京国際]不要不急の来館自粛を公式サイトで要請中
・[東京国際]意外と広い空港領域←天空橋〜第2間は徒歩一時間位
■今回の予定旅程
10/24 FRI
自 宅01:00(徒歩)→05:00[東京国際空港]
天空橋地区06:00(徒歩)→07:00国内線地区(第2ターミナル付近)
国内線地区07:30(徒歩)→08:00国際線地区(第3ターミナル付近)
国際線地区08:30(徒歩)→09:00旧整備場地区
[東京国際空港]09:00(徒歩)→13:00自 宅
2020年10月23日
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