2020年11月19日

検疫_尼国広島17人は集団

◇空港検疫 11日関空着のインドネシアからの入国の広島県在住者は集団感染

11日関西国際着でインドネシアからの入国者で広島県在住者が17人も確認されていた問題で、なぜか1週間も経った昨日頃から報道が多発。同一団体(技能実習生)の49人のうちの17人であったこと、陰性証明を所持していたこと、大阪で療養中であることが報道されています。

この17人の感染は、感染確認が多くても1日3人程度の関空着、4月以降12人しか確認されていない広島県在住者であるなど、ひと目見て異常な数値でした。

・同一団体の集団感染
 技能実習生と報道されており、受け入れ再開されたので早速来た人たちと思われます。
 バラバラの感染ではなかったので、単発17人でないだけまだ救いはありますが、団体で感染対策をどうしていたのか気になるところです。報道によりますと、搭乗前の団体感染とみているようですが、機内感染だとすると一大事です。11日は、同じ便で到着したと思われる人がもう1人陽性確認されています。同じ便で入国後に陽性確認されている人、いないですよね、、、

・出国72時間前の陰性証明を所持
 各報道を見ると、陰性証明を持った人たちであることが分かりました。
 読売新聞なんかは「信頼性揺らぐ」と題していますが、陰性なのは出国72時間前のある時点なだけ。いまだに、検査陰性が免罪符だと勘違いしている人が多いと見えます。
 入国時の検査も陽性者を探すのが目的であって、陰性であることはほぼ意味ありません。日本の検疫は14日間の自主隔離がメインであることをもっと報道してほしいですね。

・広島ではなく大阪で療養中(入国手続きもストップ)
 やはり大阪のホテルで療養中でした。
 広島県が何も発表をしなかったので「他県に押し付けられて良かった良かった」などとでも思っているんだろうなと感じていましたが。自県民を他自治体に押し付ける構図が改めて明らかになりました。入国者受入空港のある千葉県(成田国際)、東京都(東京国際)、愛知県(中部国際)、福岡県(福岡)も同じように他県の患者を押し付けられる立場に陥っていると見られます。これらの都府県では国内感染者も増えていますし、医療崩壊が心配ですね。


それにしても、なぜ1週間も経ってから、いきなり皆が一斉に取り上げ始めたのかが非常に疑問です。
地元広島県はもちろん、取り上げる報道機関は皆無だったので、非常に不思議に思っていました。地元の中国新聞すらも共同通信の配信を流しているだけです。
入国者の感染率は、国内感染よりも何十倍もの数値です。報道機関には、もっと気にしてほしいところですね。


空港検疫 11日着30人陽性、インドネシアからの入国者の陽性が爆発的増加 11月12日発表分(11/13配信)
http://johokotu.seesaa.net/article/478450510.html

関空到着 インドネシアの技能実習生17人がコロナ陽性(産経新聞=11/18 17:35)
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E9%96%A2%E7%A9%BA%E5%88%B0%E7%9D%80-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%83%BD%E5%AE%9F%E7%BF%92%E7%94%9F%EF%BC%91%EF%BC%97%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E9%99%BD%E6%80%A7/ar-BB1b7pFQ
インドネシアから関西空港着の17人が陽性 出国前検査では陰性(NHK=11月18日 19時19分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201118/k10012719291000.html
関空到着の17人、集団感染か(共同通信=11/18 21:26)
https://this.kiji.is/701771031646274657
関空到着客の女性17人陽性、クラスターは出発前に発生か…陰性証明の信頼性揺らぐ(読売新聞=11/19 07:16)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201119-OYT1T50091/
関空到着の技能実習生17人が“陽性”…インドネシア出国前検査の陰性証明書を所持(MBS=11/19 12:04)
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20201119/GE00035816.shtml
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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