◆訪日外国人 10月 訪日外客数27,400人と入国倍増、出国日本人は減少し31,000人
日本政府観光局(JNTO)は18日、10月の訪日外客数、出国日本人数の推計値を発表しました。訪日外客数は27,400人、出国日本人数は31,000人でした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受け、国際線の利用は極端に減少しています。
推計値の前年同月比は、訪日外客数が98.9%減(前年2,496,568人)、出国日本人数が98.1%減(前年1,663,474人)でした。訪日外客は前月より1万3千人増加して倍増、出国日本人は6百人減少しています。
訪日外客数は2万人を超え、ジリジリ増えています。一方で、出国日本人は8月以降2か月連続での減少です。
10月は、特定159か国・地域からの入国者の全員に検査が課せられ、一部を除くほとんどの入国者に対して入国後14日間の外出禁止が要請されています。世界各国も似たような制限をしているところが多くなっていますが、それでも、27,400人もの外国人が入国していることが分かりました。最も多いと推定されるベトナムから6,200人入国しているほか、中国から4,500人、韓国から2,000人、タイから1,400人、台湾から1,300人が入国したとしています。ベトナムからの入国者が2.3倍と急増しています。
10月は、成田国際、東京国際、関西国際、中部国際、福岡の5空港で、細々と国際線の運航が続いていました。
■訪日外客数(2020 年 10 月推計値)(JNTO公式サイト)
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/201118_monthly.pdf
2020年11月20日
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