新年のご挨拶
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
本年もよろしくお願いいたします
2021年(令和3年)、新年初日から「情報交通ホットライン」をご覧いただきありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、空港利用者が激減していますが、新しい年は、あらゆるものが復活していく年になりますように!
世界各地でワクチン接種が始まったので、国際線の入国制限をどう緩和していくのか、検疫の判断が今年一番の注目点かもしれません。
そんな今年は、昨年延期された東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されます。一大イベントで訪日客が増えるのを狙って日本各地の空港では増改築が目白押しでしたから、訪日客が復活するところまでいかなくても、日本人がより快適に移動できるよう、今年こそは有効活用が拡大してほしいところです。
ここのところ毎年話題になっている民間委託は、新たに広島でスタートします。北海道7空港も、昨年全面委託されていない5空港で一括委託が始まり、全7空港の運営が民間へ委託されることになります。
厳しい船出となりますが、民間の知恵で、上手く切り抜けて貰いたいですね。
航空会社関係では、需要がどこまで戻ってくるのかが大きな注目点です。
ANAのように沢山の路線を路線ごとざっくり欠航する会社もあれば、ジェットスター・ジャパン(JJP)のように日程により細かく減便する会社、Peach Aviationのように国内線メインに完全シフトした会社、新中央航空のようになんとか各路線1日1往復を確保して島の生命線を維持する会社もあるなど、各社様々な方法で運航維持を模索しています。
大手航空2社は、復活路線の増加に期待。新興社や格安航空会社は、国際線の運航再開が待たれます。
動きの著しく鈍いSPRINGや新興航空会社の規模拡大も期待したいところです。
毎年注視している離島空路は、引き続き下地島が注目の的。スカイマークの参入で路線が一気に増えた一方、JJPは大幅に縮小。24年間も旅客便の飛んでいなかった小さな島の大きな空港で、COVID-19で減った利用者の奪い合いが起こる事態となっています。
そんな浮いた空港もある一方で、多くの離島空港は、定期便復活が見えません。COVID-19のせいで、復活への芽が、さらに大幅に後退してしまいましたが、引き続き、粟国(沖縄県)や波照間(沖縄県)のほか、世界遺産で注目の上五島(長崎県)や空港設置を目指す小笠原諸島(東京都)、ATR機国内導入+新潟拠点航空会社設立で可能性が見えてきた佐渡(新潟県)などで就航があるのか注視していきたいですね。
そして今年は礼文(北海道)の休止最終年。存続の瀬戸際がどうなるのか、新年すぐに決まります。
今年はSTAY HOMEからGO TO HOME COUNTRYへ。海外へ行くはまだまだでしょうから、皆で母国に戻って、母国で、母国を盛り上げる時ですね。その輸送は飛行機が担います。
「情報交通ホットライン 日本空港情報館ブログ」では、今年も、サイトを見た人が、空港を選んで行ってみたくなるような話題を提供できるよう努めていきます。
ずっと国内線を中心に取り上げてきているので、国内に注目が集まる今年は、昨年の分も含めて張り切って更新していきます。
2021年は丑年。牛は大昔から人や荷物の輸送で重宝されてきました。いま、長距離輸送の代表は飛行機です。
今年は、そんなことも意識しながら、ゆっくりした足取りでもしっかり前へ進める年になることに期待しつつ、じっくり更新していきます。
どうぞよろしくお願いします。
令和三年 元旦
ラベル:謹賀新年