◆新年特集 2021年に行きたい空港はここだ!
今年も新年から特集スタート!
日本全国に空港は100近くも整備されています。その中から、今年注目されそうな空港を取り上げます。
今年は少しは言葉遊びになっている、、、と思います。ルビ振ってみました。
さあ、今年こそ、国内空港のことは遊び尽くそう!
1.中標津空港(根室中標津空港)/北海道 北海道地方
丑年に注目!
丑年と言えば、まずは中標津空港(根室中標津空港)がオススメです。旅客ターミナル内に牛のオブジェがある中標津は、周辺が日本一の酪農王国と、丑年に最も相応しい空港になっています。
2021年は、根室や中標津のすぐ目の前にある北方領土が、ソ連により一方的に領有宣言されてから三四半世紀となる、返還機運が高まる年です。日本人は自由な渡島は出来ませんが、根室・中標津へ行って、固有の領土をぜひ視察してみませんか。道東からなら初日の出とともに目の前に広がります。
泣かぬなら殺さず鳴かさず鳴くまで待たずに、
海外に行けないなら日本を旅しよう!領土とは何かを実感できる、一般日本人の行ける東の端へ、(今は)最東の空港から!
2.徳之島空港(徳之島子宝空港)/鹿児島県 九州地方
丑年に注目!
周辺の行事で見てみると、丑年は闘牛盛んな徳之島に注目です!
徳之島の闘牛は、なくさみ文化の象徴で、ワイドーな風物詩。苦しい時代の唯一の娯楽として発展してきており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックで苦しい今だからこそ、注目したい牛の伝統行事です。そんな行事を見に行くなら、徳之島空港へ飛行機でひとっ飛びです。
徳之島空港は、東亜航空が場外離着陸場として開設してから今年で60年目に突入します。利用は減っても運航はなくさず、運航路線もついに全便がJAL便名に統
遠くの島は得の島。あなたが魅力をtalkの島。牛は神の使いですから、丑年こそ、徳之島へ子宝祈願にもぜひ行ってみませんか。昨年ネズミ算式におめでたあれば、今年はチチで育てたい。来年GO TOトラべる終わる前に、トクの旅行で子宝の空港へ。ソーシャルディスタンスなワイドさでトクの島たび行って、皆に語り尽くそう。
3.南紀白浜空港/和歌山県 近畿地方
施設が変わる点で注目なのは南紀白浜です。
南紀白浜では夏頃の完成を目指し、ターミナルの増築工事が進んでいます。国際線施設を新設するものです。今は、COVID-19パンデミックで訪日外国人が激減していますが、将来を見据えて、受け入れ準備を進めています。
この空港では、一昨年の運営民間委託後、珍しい取り組みを多数展開しています。デジタル技術を用いた取り組みも進んでおり、顔認証決済は南紀白浜地域にとどまらず、東京国際空港にまで拡大。より気軽に観光が楽しめるようになりました。今年完成する新施設への反映も期待されています。
何千キロも先の海外に行けないとの
4.東京国際空港(羽田空港)/東京都 関東地方
施設と言えば、今年は東京国際(羽田)にも再度注目したいところ。昨年、大改修を完了したのに、オーマイGOtoなことに5輪需要が消滅。施設が有効に使われずじまいとなってしまいました。
今年は、開場90周年となる記念の年。第2ターミナルの国際線施設の再開や温泉付ホテルなどの本格稼働が待たれています。ターミナルへの不要不急の来館自粛要請がいつ解除されるのかも注目点。今年こそ、賑わう空港を気軽に味わえるのか注目です。
そうそう、羽田は、国会議事堂以外ではここだけと言う、吉野家の牛重を忖度なしに食べられる珍しい場所。本格的なすき焼き店もあり、グルメに丑年を過ごせます。
ポケモン自販機も増殖中のTOKYO国際空港。早く、
5.秋田空港/秋田県 東北地方
2021年が記念周年になる空港なら、秋田空港がダントツです。
秋田空港は今年、旧空港開港60周年、新空港移転40周年という記念の年を迎えます。
海沿いにあった旧空港から一転、40年前に山の中に造られた空港は、スポーツ施設も充実。土木学会賞も受賞するほど、動かぬ自信に満ちた空港です。
国際線の定期便就航20周年という記念年でもありますが、今年中に復活があるかも注目点のひとつです。
秋田空港のまニヤ的掴んだ名物は大音量のメダル製造機。なまはげ、超神ネイガー、スギッチ、んだッチと、思わずニヤッとしてしまうキャラだらけの空港で、名もなきキャラが長年、
STAY HOMEに
6.礼文空港/北海道 北海道地方
空港の運営で今年最も注目すべきは礼文空港でしょう。
休止期間でついに十二支が一周してしまい、今年再び、再開か、休止延長か、廃止で哀
気になり度も立地も北の果てナンバーワンの空港に注目が集まります。
1978年開港の礼文空港は今年
海外に行けないなら日本を旅しよう!北の離
7.調布飛行場/東京都 関東地方
東京2020オリンピック・パラリンピックの主役空港は、オフィシャルパートナーの東京国際(羽田)や成田国際(成田)じゃない。競技会場に最も近い空港は、羽田でも、ましてや千葉県の空港でもなく、実は調布飛行場です。
なに
さらに、調布は、今年、飛行場開設80周年、空港設定20周年を迎える記念年。都営になってからも30年目に突入します。コンパクトな五輪会場から世界一近い空港としての立地を羽田や成田と張り合い、富士山から世界一近い空港としての地位も富士山空港と張り合うスケールデカい空港です。
調布は、日本で唯一、五輪を楽しめる空港と言っても過言ではないのです。
2020公式空港に世界一相応しい主役空港は、間違いなく調布です。
2021年は、皆でTOKYOの代表調布へ!
飛行機が
8.広島空港/広島県 中国・四国地方
民間委託が新たに始まるのが広島空港です。三井不動産を筆頭とするグループが運営を受託します。隣接する公園やホテルの運営も任される予定で、珍しく、空港の街全体を発展させていく民間委託になります。
昨年から水陸両用機による定期的運航も始まり、日本一陸海空を楽しめる空港になりました。
COVID-19で利用が激減する中での厳しい船出になりますが、公式サイトでは子供向けコンテンツを充実させるなど、空港を忘れさせない工夫も積極的。利用の繋ぎ止めに頑張っています。
カーブした
9.釧路空港/北海道 北海道地方
釧路空港は今年開港60周年で、旅客ターミナルビルも四半世紀を迎える記念の年です。空港全体運営の民間委託が始まりますが、一緒に委託が始まる北海道7空港の中でも、特に大切な年を迎える空港になっています。
空港愛称になっている丹頂鶴は、日本の空を飛ぶ象徴。海外に行けずに、日本に目を向けたい今年は、ぜひ注目したい空の港です。
釧路は、日本一の霧の都です。空港には日本一の高カテゴリー計器着陸装置(ILS)CAT-Vbが整備されていて、深い霧でも離着陸出来るようになっています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックが未だに発令中で、まだまだ先行き不透明な2021年。そんな深い霧の中でも、単調でも坦々と離着陸が繰り返されています。
他人を飛沫から防ぎ自分を乾燥から喉を守るならマスクの中で霧状にするでガースー。
鶴で飛ぶなら日本航空グループ、LOVE HOKKAIDO!なら北海道の翼AIRDO、あなたと行くならANA、そして懐ピンチの時ならPeach Aviationが使えます。
就航路線は新しいぜぃ、活用し来て、東の上へ、登場して来て!
自由濃い路線は新しい生活様式で、東の上へ、搭乗して来て!
10.ドンドン行こうよ、すべての空港へ!
どこの空港も注目点はいっぱい。上記9空港以外にも日本には多くの空港があります。行ったことのない空港を使って日本を旅し、おNEWな体験してみませんか。
2021年は、牛歩でゆっくりでも、予定ギュウギュウでも、ドンドン訪ねて、タンタン回り、あなたのおNEWな空港ライフを応援します!
ギュウドン、ギュウタン、ギュウニュウを三点セットで味わえる空港もありますよ〜〜。
さあ、今年は日本の空港を旅しよう!
オマケの番外編 黎明期の航空記念年フィーバー
2021年は、実は航空黎明期の記念周年が目白押しの年です。
まず、二宮忠八氏がカラス型模型飛行器を飛ばして120周年という干支が二巡する節目の年を迎えます。干支に無い神の鳥、烏を模して飛ばそうとしたのが、なんとも日本的です。高松空港に近い香川県まんのうが注目の場所です。
そんな神の国は出雲が日本最古の空港という迷?言がありますが、空港に繋がる施設として日本で初めての正式な飛行場が出来たのが埼玉県所沢。この飛行場で初飛行が記録されたのがちょうど110年前です。この飛行場跡地は、東京2020で聖火リレーのレセプション会場になる予定。空の神を意識する今年注目度が日本一高い空港関係施設になっています。
気軽に行けなくなっている海外に目をやると、ちょうど90年前に、三沢飛行場近くの青森県淋代海岸から飛んだミスビードル号が、米国大陸へ世界初の無寄港飛行を成功させています。今、米国の直行便は、入国規制後も最多便数が運航を続け、世界三大感染国からCOVID-19患者をコンスタントに運び込み続けています。
そこからわずか10年となる80年前、北海道択捉島を飛び立った飛行機が、ハワイのパールハーバーを攻撃したことで、太平洋戦争が始まりました。今年は択捉島がソ連に勝手に領有宣言されてから三四半世紀となる年。戦争という巨大な出来事からの区切りの年でもあります。
そして、第二次世界大戦敗戦から立ち直り、一度は禁止された日本の航空活動が解禁(解禁自体は1950年)され、日本の航空会社が本格的に運航を始めたのが70年前の1951年。羽田、伊丹、板付などの空港が開設され、今の航空体制の基礎となりました。
航空黎明期の記念周年ばかりの今年は、空港だけでなく、空港に縁のある場所に行ってみてはいかがでしょうか。
今年も日本空港情報館ブログをお楽しみください〜。