日本政府観光局(JNTO)は16日、11月の訪日外客数、出国日本人数の推計値を発表しました。訪日外客数は56,700人、出国日本人数は30,700人でした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受け、国際線の利用は極端に減少しています。
推計値の前年同月比は、訪日外客数が97.7%減(前年2,441,274人)、出国日本人数が98.1%減(前年1,642,333人)でした。訪日外客は前月より2万9千人増加して倍増、出国日本人は3百人減少しています。
訪日外客数は5万人を超え、ジリジリ増えています。一方で、出国日本人は8月以降3か月連続での減少です。
11月は、特定152か国・地域からの入国者の全員に検査が課せられ、一部を除くほとんどの入国者に対して入国後14日間の外出禁止が要請されています。世界各国も似たような制限をしているところが多くなっていますが、それでも、56,700人もの外国人が入国していることが分かりました。最も多いと推定される中国から18,100人(10月4,500人から4倍増)入国しているほか、ベトナムから14,700(10月6,200人から倍増)、インドネシアから3,400人、韓国から2,800人、フィリピンから1,700人が入国したとしています。
訪日外客数の前年同月比は97.7%減なので、多くの国がその前後の減少率ですが、ベトナムは64.9%減、インドネシアは90.9%減とかなり多くの入国者が見られる状況です。
11月は、成田国際、東京国際、関西国際、中部国際、福岡の5空港で、細々と国際線の運航が続いていました。
■訪日外客数(2020 年 11 月推計値)(JNTO公式サイト)
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/201216_monthly.pdf
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