■東京国際空港(羽田空港) 10月運用状況を発表、1万7千人が入国、9月よりは増加も8月より減少
東京国際空港(羽田空港)の国際線旅客施設を運営している東京国際空港ターミナルは13日、10月の利用実績を発表しました。
発着回数は1,883回(前年同月比25.2%)、旅客数は国際線39,884人(同2.6%/うち通過客6,678人)でした。他空港同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて壊滅的な状況でした。発着回数は9月よりも増え、一気に前年の4分の1まで回復しましたが、利用者数は8月レベルまで戻っていません。
入国者は17,011人、出国者は16,195人で、入国者が多くなりました。10月から外国籍者の新規入国が許可されており、入国者が一気に伸びています。
10月中、国際線旅客定期便は、成田国際(成田)、関西国際(関空)、中部国際(セントレア)と、羽田、福岡の5空港のみで確認されています。
成田と関空、中部は1か月半前に既に速報値が出ており、単純に羽田分も合わせた4空港出入国者数(通過客除く)は132,527人でした。成田の4割が羽田。関空が2割、2%が中部といった感じです。
出入国者数の半数が入国だとすると6万6千人ほどの入国があったとみられます。羽田の出入国比率で入国者は51%ですので、それを元にすると、全国の入国者は3万3千人ほどと計算できます。
10月の空港検疫での検査件数は明確になっており、羽田、福岡もあわせて6万6千件程です。対象外の国からの入国がまだ多い印象です。
※羽田の発表は毎月月末発表でしたが、今月は半月遅れの発表となっています。
■羽田空港 国際線 旅客ターミナル利用実績(2020年度)(東京国際空港ターミナル公式サイト)
http://www.tiat.co.jp/result/docs/948f48f2f48ad1de63a45cb72322db0f65cd21c5.pdf
■民営3国際空港 10月運用状況を発表、出入国9万9千人(11月26日配信記事)
http://johokotu.seesaa.net/article/478691352.html
2021年01月15日
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