◆訪日外国人 12月 訪日外客数58,700人と入国さらに増加、出国日本人も増加し33,000人
日本政府観光局(JNTO)は20日、121月の訪日外客数、出国日本人数の推計値を発表しました。訪日外客数は58,700人、出国日本人数は33,000人でした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受け、国際線の利用は極端に減少しています。
推計値の前年同月比は、訪日外客数が97.7%減(前年2,526,387人)、出国日本人数が98.1%減(前年1,712,319人)でした。訪日外客は前月より2千人増加、出国日本人は約2千3百人増加しています。
訪日外客数の増加は鈍化し、出国日本人は8月以降3か月連続減少から久々に増加に転じました。
12月は、特定145か国・地域からの入国者の全員に検査が課せられ、一部を除くほとんどの入国者に対して入国後14日間の外出禁止が要請されています。世界各国も似たような制限をしているところが多くなっていますが、それでも、58,700人もの外国人が入国していることが分かりました。最も多いと推定される中国から18,400人(11月18,100人から300人増と増加鈍化)入国しているほか、ベトナムから15,700人(11月14,700人から1,000人増と増加鈍化)、インドネシアから3,300人(11月比100人減)、韓国から2,800人(11月と同数)、フィリピンから2,300人(11月比600人増)が入国したとしています。
訪日外客数の前年同月比は97.7%減なので、多くの国がその前後の減少率ですが、ベトナムは48.7%減と昨年の半数以上が利用、インドも86.4%減と、昨年の1割以上が利用しており、一部の国はそれなりの入国者が見られる状況です。
12月は、成田国際、東京国際、関西国際、中部国際、福岡の5空港で、細々と国際線の運航が続いていました。
■訪日外客数(2020 年 12 月推計値)(JNTO公式サイト)
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/210120_monthly.pdf
2021年01月21日
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