2021年01月28日

空港検疫1/27_米4人神奈川3人

◇空港検疫 検査数千人切る でも米国が5人中4人、有症状2人、また神奈川3人 1月27日発表分

厚生労働省(厚労省)は1月27日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。


空港検疫陽性確認が増加中!
(×××)
1月27日現在
罹 患 率 0.438%

無症状率 93.5%

国内の隠れ感染者数(推定値)18.1万人

(比較用)日 本:罹患率0.295%=感染371,680人、死亡率0.0041%=死亡5,252  5,084人/人口約1億2571万人(2020年12月)←[激増中・ピーク](月間2,500人死亡ペース、いつまで経っても悪化中)
(比較用)イタリア:罹患率4.111%=感染2,485,956人、死亡率0.1429%=死亡86,422人/人口約6,046万2千人(2020年)←(25人に1人感染、700人に1人死亡の超高感染)※ロイター公式サイトが分かりやすいです https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/italy/


※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。


空港検疫 全員検査結果(1月25日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
12月31日発表分までは別にまとめています。

2020年04月04日〜10月04日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月01日:対象403,600人、陽性1,821人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月02日:対象405,107人、陽性1,829人/罹患率0.451%
2020年04月04日〜2021年01月03日:対象406,499人、陽性1,843人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月04日:対象409,177人、陽性1,866人/罹患率0.456%
2020年04月04日〜2021年01月05日:対象411,667人、陽性1,884人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月06日:対象413,001人、陽性1,895人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月07日:対象414,715人、陽性1,902人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月08日:対象416,537人、陽性1,913人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月09日:対象418,237人、陽性1,920人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月10日:対象419,865人、陽性1,934人/罹患率0.460%
2020年04月04日〜2021年01月11日:対象423,463人、陽性1,945人/罹患率0.459%
2020年04月04日〜2021年01月12日:対象427,244人、陽性1,958人/罹患率0.458%
2020年04月04日〜2021年01月13日:対象429,683人、陽性1,964人/罹患率0.457%
2020年04月04日〜2021年01月14日:対象432,379人、陽性1,971人/罹患率0.455%
2020年04月04日〜2021年01月15日:対象434,762人、陽性1,976人/罹患率0.454%
2020年04月04日〜2021年01月16日:対象437,905人、陽性1,987人/罹患率0.453%
2020年04月04日〜2021年01月17日:対象441,610人、陽性1,999人/罹患率0.452%
2020年04月04日〜2021年01月18日:対象445,048人、陽性2,007人/罹患率0.450%
2020年04月04日〜2021年01月19日:対象449,477人、陽性2,018人/罹患率0.448%
2020年04月04日〜2021年01月20日:対象453,952人、陽性2,035人/罹患率0.448%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年01月21日:対象458,877人、陽性2,036人/罹患率0.443%
2020年04月04日〜2021年01月22日:対象463,953人、陽性2,044人/罹患率0.440%
2020年04月04日〜2021年01月23日:対象465,222人、陽性2,050人/罹患率0.440%※海港検疫含む
2020年04月04日〜2021年01月24日:対象467,009人、陽性2,055人/罹患率0.440%
2020年04月04日〜2021年01月25日:対象468,266人、陽性2,058人/罹患率0.439%
2020年04月04日〜2021年01月26日:対象470,292人、陽性2,062人/罹患率0.438%

2020年04月04日〜2021年01月27日:対象471,171人、陽性2,064人/罹患率0.438%

1月27日時点での罹患率をそのまま日本の人口(12月の推計人口1億2571万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約55.0万人になります。
国内のPCR検査陽性者は1月27日0時現在で369,537人ですから、隠れ感染者はあと約18.1万人もいると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどんドンドン隠れ感染者推定数が減っています。

検査人数は879人と、11月11日発表以来2か月半ぶりに千人を下回りました。ここまで入国人数が減るとは、これまでは不要不急の渡航が相当多かったようですね。
感染者は2人増加。検査人数が少なかったので、罹患率は下がらず横ばいでした。
※9日から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年1月27日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16375.html











空港検疫検査 到着日別詳細結果(1月26日到着分までが反映と推定)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
10月2日着分までの半年分の内容(4月3日着〜10月2日着までの感染状況)と12月31日までは別にまとめています。

2020年04月03日〜10月02日:http://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:http://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:http://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2021年
01月01日:症状 有0 無16=陽性16人 1892・1893・1894・1895・1896・1897・1898・1899・1900・1901・1902・1903・1904・1905・1906・1907
01月02日:症状 有1 無22=陽性23人 1908・1909・1910・1911・1912・1913・1914・1915・1916・1917・1918・1919・1920・1921・1922・1923・1924・1925・1926・1927・1928・1929・1959
01月03日:症状 有3 無16=陽性19人 1930・1931・1932・1933・1934・1935・1936・1937・1938・1939・1940・1941・1942・1943・1944・1945・1946・1947・1969
01月04日:症状 有1 無8=陽性9人 1948・1949・1950・1951・1952・1953・1954・1955・1978
01月05日:症状 有0 無9=陽性9人 1956・1957・1960・1961・1962・1963・1964・1965・1966
01月06日:症状 有0 無10=陽性10人 1967・1968・1970・1971・1972・1973・1974・1975・1976・1977
01月07日:症状 有0 無6=陽性6人 1979・1980・1981・1982・1983・1984
01月08日:症状 有2 無11=陽性13人 1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・2029・2030
01月09日:症状 有0 無11=陽性11人 1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2007
01月10日:症状 有3 無12=陽性15人 2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2036
01月11日:症状 有1 無5=陽性6人 2022・2023・2024・2025・2026・2042
01月12日:症状 有0 無8=陽性8人 2027・2028・2031・2032・2033・2034・2040・2041
01月13日:症状 有1 無2=陽性3人 2035・2037・2038
01月14日:症状 有2 無5=陽性7人 2039・2043・2044・2045・2046・2047・2048
01月15日:症状 有1 無12=陽性12人※ 2049・2050・2051・2052・2053・2054・2055・2056・2057・2058・2059・2060
01月16日:症状 有0 無10=陽性10人 2061・2062・2063・2064・2065・2066・2067・2068・2069・2070
01月17日:症状 有0 無9=陽性9人 2071・2072・2073・2074・2075・2076・2077・2078・2081
01月18日:症状 有2 無6=陽性8人 2079・2080・2082・2083・2084・2085・2086・2097
01月19日:症状 有1 無2=陽性3人 2087・2088・2089
01月20日:症状 有0 無7=陽性7人 2090・2091・2092・2093・2094・2095・2096
01月21日:症状 有3 無0=陽性3人 2098・2099・2100
01月22日:症状 有1 無6=陽性7人 2101・2102・2103・2104・2105・2106・2107

01月23日:症状 有0 無2=陽性2人 2108・2109
 [空港別] 成田1・関空1
 [男女別] 男1・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代2・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] パキスタン1・ペルー1
 [居住地] 群馬1・大阪1
01月24日:症状 有0 無5=陽性5人 2110・2111・2112・2113・2114
 [空港別] 成田2・中部2・福岡1
 [男女別] 男2・女3
 [年代別] 10代下1・20代1・30代0・40代1・50代1・60代1・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン3・フランス1・米国1
 [居住地] 東京1・神奈川1・愛知2・福岡1
01月25日:症状 有0 無1=陽性1人 2115
 [空港別] 中部1
 [男女別] 男0・女1
 [年代別] 10代下0・20代0・30代0・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
 [渡航元] フィリピン1
 [居住地] 愛知1
01月26日:症状 有2(+2) 無4(+3)=陽性1人 2116・2117・2118・2119・2120・2121
 [空港別] 成田3(+3)・羽田3(+2)
 [男女別] 男5(+4)・女1(+1)
 [年代別] 10代下3(+3)・20代1・30代0・40代0・50代1(+1)・60代1(+1)・70代0・80代上0
 [渡航元] インドネシア1・イタリア1(+1)・米国4(+4)
 [居住地] 埼玉1・東京2(+2)・神奈川3(+3)


合計5人の陽性確認が発表されました。有症状者が2人出ています。
4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は、1月26日までの299日間で2,044人になりました。
2,044人のうち有症状は2人増えて131人です。無症状は1,913人で、無症状率は93.5%です。ここのところ有症状者が増加しており、無症状率がジリジリ悪化しています。

1月15日公表のNo.2049(1月15日到着)が誤りだったことが発表されました。本事例は削除され、番号が繰り上がっています。

本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
26日成田着米国から入国の神奈川県在住者2人(10代男・10歳未満男)が連番確認されており、団体感染が疑われます。このうち1人は10歳未満です。米国便ですから、保護者同行である可能性が非常に高く、同行者の団体感染すり抜けが疑われます。

有症状者が2人出ています。
26日羽田着米国から入国の神奈川県在住者(50代男)が発熱、咳症状です。
26日羽田着米国から入国の東京都在住者(10代女)が咳、鼻汁、倦怠感症状です。
米国からは半日程度の飛行ですので、機内発症と思われます。二人とも急に咳が出始めたでしょうから、驚いたでしょうね。


また米国から入国の神奈川県在住者が複数人出ました。しかも一名は、また10歳未満で家族感染が疑われる事例です。
埼玉や千葉に比べて神奈川が異常に多い理由が分かりません。米国だと交代船員の可能性は少ないでしょうから、神奈川特有と言えば米軍関係が可能性として高いでしょうか、、、。


本日発表分は、世界最悪レベルの感染状況なのに全く注意されていない米国から3人陽性者が出ています。

新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16382.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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