2021年02月27日

3月も国内線欠航多発

□新型コロナウイルス感染症の航空への影響 3月も国内線は全便欠航多発、国際線は徐々に再開

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による中国武漢封鎖から1年2か月、パンデミックから1年1か月目になる3月は、国内の感染拡大に伴い、再減便が発生します。

パンデミック以降全世界で航空便の欠航が広がっています。

国際線は、3月は成田国際(成田)や東京国際(羽田)を中心に運航便数が拡大します。
3月からは、増便は、日本航空(JAL)とANAの路線再開がメイン。一方、ANAとZIPAIRは、再び長期欠航になる路線がみられます。3月からLOTポーランド航空が日本路線に再就航するほか、シンガポール航空が羽田線を再開する予定です。
再び外国籍者の新規入国が拒否され、検疫体制が厳しくなったことに伴って、利用者が急減中。新規再開は鈍化した状態が続いています。

国内線は、緊急事態宣言で利用者が激減しており、先月から、国際線以上に欠航が拡大しています。緊急事態宣言が原因であることもあり、ジョジョの復便の動きも。
既にソラシドエアが3月1日から、スカイマークが3月5日から、ジェットスター・ジャパンが3月20日から全路線の運航を再開予定であるほか、3月中旬ごろから徐々に復便が予定されています。

空港の全路線が欠航になった百里では3月1日から運航が再開される予定です。
一方、紋別、大館能代、能登、石見の各空港は運航便のない曜日の発生が継続します。

国際線では昨年4月3日以降継続されてきた入国制限が昨年11月1日に初めて9か国で解禁。一気に入国者が増えてきていましたが、まだ前年比1割まで戻っていない状態です。そんな中で、変異株の騒動もあり、再び入国制限が強まったことで、利用者が再び激減しています。
国際線で稼げない分、内需で何とかしたいところですが、国内も感染拡大が全く止まらず、国内線も結局再び利用者が激減。国内も国際もどうにもならない状況です。

航空路線は公共交通機関。何とか運航をつなげることが求められています。
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◆ダイヤの話題 | 更新情報をチェックする
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