ANAグループは8日、国際線機材を用いた「翼のレストランHANEDA〜地上でファースト・ビジネスクラス体験〜」を3月31日に実施すると発表しました。
今回行われるのは、東京国際空港(羽田空港)に駐機した国際線機材を使って、長距離国際線のファーストクラス・ビジネスクラスの食事やサービスを提供する、期間限定レストランです。
機材は国際線仕様機材であるボーイング777-300ER型機を使用。実際の機内食が提供され、搭乗前には国内線ANA LOUNGEの利用も出来るとしており、飛行こそしないものの、なかなか手が出ないファーストクラスやビジネスクラスのサービスを体験出来るものになっています。
あくまでも国内のレストランのため、機内免税品の販売はなし。機内エンターテイメントや機内Wi-Fiサービスも利用できないとしています。アメニティキットは記念品として提供されるとしています。
国際線体験ということで、現在閉鎖されている第2ターミナル国際線施設を活用が期待されますが、利用できるラウンジが国内線のもので、出入国体験などの話が出ていないことから、別の場所で開催される可能性が高くなっています。
新型コロナウイルス感染症パンデミック以降、海外との行き来が難しくなり、機材が余った航空会社は、様々なイベントで機材や施設の活用を模索しています。海外では、シンガポール航空が昨年10月に似たような機内レストランイベントを開催し、好評だったと伝えられています。
■『翼のレストランHANEDA』3月に羽田空港で実施決定!!(ANA公式サイト)
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202103/20210308.html
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