ANAは10日、国際線でIATAトラベルパスの実証実験を実施すると発表しました。
IATAトラベルパスは、国際航空運送協会(IATA)が開発中のスマートフォン向けアプリ。新型コロナウイルス感染症の検査結果やワクチン接種などを記録するデジタル証明書アプリです。実用化に向けた準備が進んでおり、出入国の際に係員にアプリ画面を提示することでスムーズかつ非接触に手続きを進めることが出来るとしています。
実証実験では、「検査機関でのデジタル証明書の発行や空港カウンターでのデジタル証明書の確認手続きの検証などを実施する予定」と発表されています。
実証実験には、ANAを含め、日本に就航する航空会社もマレーシア航空、シンガポール航空、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空、インターナショナル・エアラインズ・グループ(ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空等)、カンタス航空、ニュージーランド航空など全世界で14グループが参画しています。
■新型コロナウイルス検査結果やワクチン接種記録のデジタル証明書アプリ 「IATAトラベルパス」の実証実験を実施します(ANA公式サイト)
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202103/20210310-3.html
■IATA Travel Pass Initiative(IATA公式サイト=英語)
https://www.iata.org/en/programs/passenger/travel-pass/
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