日本政府観光局(JNTO)は17日、2月の訪日外客数、出国日本人数の推計値を発表しました。訪日外客数は7,400人、出国日本人数は24,800人でした。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響を受け、国際線の利用は極端に減少しています。
推計値の前年同月比は、訪日外客数が99.3%減(前年1,085,147人)、出国日本人数が98.1%減(前年1,316,820人)でした。訪日外客は前月より約3万9千人も減少(約81%も減少)、出国日本人は約2万4千人減少しています。
訪日外客が一万人を切るのは、昨年8月以来実に半年ぶりです。
世界から見れば日本国内のごくごく一部地域だけに発出されている緊急事態宣言発令に基づいて行われた、数々の入国規制により、訪日外客数の増加は前月にストップし、減少が続いています。
減少したとは言え、それでも、7,400人もの外国人が入国していることが分かりました。
最も多いと推定される国は中国で1,700人(11月18,100人→12月18,400人→1月10,200人)。かなりの減り方です。韓国から900人(11月・12月は2,800人→1月2,500人)、インドから600人(11月1,000人→12月1,600人→1月900人)と続いています。
減少している国ばかりで、訪日外客が保たれていたベトナムもついに超激減して200人(11月14,700人→12月15,700人→1月20,000人)でした。米国も400人(11月1,100人→12月1,300人→1月1,200人)等となっています。
ほとんどの国が98〜100%の減少の中で、インドだけはなぜか90.9%減で収まっています。
1月は、成田国際、東京国際、関西国際、中部国際、福岡の5空港で、細々と国際線の運航が続いていました。
■訪日外客数(2021 年 2 月推計値)(JNTO公式サイト)
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/press_releases/pdf/210317_monthly.pdf
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