厚生労働省(厚労省)は4月7日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
空港検疫の数字は、2020年4月3日午前0時から症状の有無や濃厚接触の有無に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査を実施しています。さらに2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定で臨時的に実施しており、いま日本で唯一正確な罹患率を把握できます。
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4月7日現在
罹 患 率 0.398%
無症状率 92.5%
国内の隠れ感染者数(推定値)1.2万人
4月7日現在
罹 患 率 0.398%
無症状率 92.5%
国内の隠れ感染者数(推定値)1.2万人
(比較用)日 本:罹患率0.390%=感染489,576人、死亡率0.0073%=死亡9,279人/人口約1億2548万人(2021年3月)
(比較用)ウクライナ:罹患率4.329%=感染1,820,725人、死亡率0.0872%=死亡36,692人/人口約4,205万人(2019年)←[激増中・ピーク]※ロイター公式サイトが分かりやすいです。 https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/ukraine/
※罹患率は空港検疫の全員検査開始後の概要発表分を元に算出しています。
※無症状率は空港検疫の全員検査の詳細結果発表分を元に算出しています。
両数値は、元にしている数値に若干の差異があります。
また、海外で感染した人や有症状の人はそもそも海外から飛行機に乗ることができないため、実際の罹患率や隠れ感染者数は算出された数値より高く、実際の無症状率や無症状病原体保有者数は算出された数値より低いと考えられます。
あくまでも参考程度にお考え下さい。
■空港検疫 全員検査結果(4月5日到着分までが反映されていると推定)
2日遅れで情報が反映していると思われる概要結果は以下の通りです。
3月31日発表分までは別にまとめています。
2020年04月04日〜10月04日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月04日〜10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月04日〜11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月04日〜12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月04日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月04日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月04日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
2020年04月04日〜2021年04月01日:対象585,067人、陽性2,321人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年04月02日:対象587,415人、陽性2,328人/罹患率0.396%
2020年04月04日〜2021年04月03日:対象589,638人、陽性2,342人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年04月04日:対象592,641人、陽性2,357人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年04月05日:対象594,385人、陽性2,368人/罹患率0.398%
2020年04月04日〜2021年04月06日:対象596,689人、陽性2,374人/罹患率0.397%
2020年04月04日〜2021年04月07日:対象598,060人、陽性2,382人/罹患率0.398%
2021年4月7日時点での罹患率をそのまま日本の人口(3月の推計人口1億2548万人)に当てはめると、感染者の推定人数は約49.9万人になります。
国内のPCR検査陽性者は2021年4月7日0時現在で487,108人ですから、隠れ感染者はあと約1.2万人いると推定されます。日本国内の感染者爆増に伴い、どんどんドンドン隠れ感染者推定数が減っています。
検査人数は1,371人と、二千人を切りました。
感染者は8人増加。罹患率は再び悪化しています。
※2021年1月9日到着分(2021年1月11日発表分)から全入国者に対する検査が開始されており、検査数≒入国者数の状況です。(ただし、三日間の強制隔離対象国が徐々に増えてきており、入国直前と三日後の二回検査を受けている人が増加しています。検査数>入国者数に少し偏っていると考えられます。=実際の罹患率は上記数値よりも悪いと思われます。)
■新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和3年4月7日版)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17923.html
■空港検疫検査 到着日別詳細結果(4月6日到着分までが反映と推定、下記の数字には海港検疫の数は含めていません)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
3月31日到着分までは、別にまとめています。
2020年04月03日〜10月02日:https://johokotu.seesaa.net/article/477969790.html
2020年04月03日〜10月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/478493314.html
2020年04月03日〜11月30日:https://johokotu.seesaa.net/article/478872998.html
2020年04月03日〜12月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479429539.html
2020年04月03日〜2021年01月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/479921204.html
2020年04月03日〜2021年02月28日:https://johokotu.seesaa.net/article/480368929.html
2020年04月03日〜2021年03月31日:https://johokotu.seesaa.net/article/480853712.html
04月01日:症状 有0 無14=陽性14人 2382・2383・2385・2386・2387・2388・2389・2390・2392・2393・2395・2396・2419・2421
04月02日:症状 有1 無14=陽性15人 2391・2399・2401・2402・2403・2404・2405・2406・2407・2408・2426・2427・2428・2429・2430
04月03日:症状 有0 無8(+1)=陽性8人 2409・2410・2411・2412・2413・2414・2415・2439
[空港別] 成田8(+1)
[男女別] 男5(+1)・女3
[年代別] 10代下3・20代2(+1)・30代1・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] イタリア1(+1)・エジプト6・ブラジル1
[居住地] 東京6・長野1(+1)・愛知1
04月04日:症状 有1 無4=陽性5人
[空港別] 成田3・関空2
[男女別] 男4・女1
[年代別] 10代下0・20代2・30代1・40代0・50代2・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] フィリピン1・インド1・アフガニスタン1・ロシア2
[居住地] 東京1・山梨2・静岡1・兵庫1
04月05日:症状 有0 無3=陽性3人 2431・2432・2433
[空港別] 成田2・羽田1
[男女別] 男2・女1
[年代別] 10代下0・20代0・30代2・40代0・50代1・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] フィリピン2・パキスタン/ケニア/UAE1
[居住地] 千葉1・愛知2
04月06日:症状 有0 無5=陽性5人 2434・2435・2436・2437・2438
[空港別] 成田2・羽田2・関空1
[男女別] 男4・女1
[年代別] 10代下1・20代1・30代1・40代2・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] インド1・パキスタン2・ウクライナ2
[居住地] 茨城1・富山1・大阪1・非公表2
04月07日:症状 有0 無1=陽性1人 2440
[空港別] 関空1
[男女別] 男1・女0
[年代別] 10代下0・20代0・30代1・40代0・50代0・60代0・70代0・80代上0
[渡航元] インドネシア1
[居住地] 東京1
合計7人の陽性確認が発表されました。
3日後陽性者が1人出ています。
2020年4月3日0時の全員検査開始後に判明した陽性者は2021年4月7日までの370日間で2,361人になりました。
2,361人のうち有症状は175人です。無症状は2,186人で、無症状率は92.5%です。
本日発表分は、行動歴(渡航元)と居住地両方とも非公表者はいませんでした。
6日羽田着ウクライナから入国の在住地非公表者2人(30代女・10代男)が連番確認されており、団体感染が疑われます。
三日後陽性者は1人です。
イタリアから1人です。これで対象国が少し多めに増えた3月5日着から4月3日着までの30日間で45人目となりました。
三日後陽性者は、従来の検疫方法ではすり抜けていた、これまで極々稀に出るだけでほぼ出るわけがないと考えられてきた特異な人たちです。そんな人が1日1人以上出ているというのは流石に多すぎます。とにかくすり抜ける人が多すぎる=これまでの検疫は大失敗だったということがはっきりと証明されてしまっています。
空港検疫での陽性がかなり増えてきていますが、すり抜けギリギリ事例、団体感染疑い例や機内クラスター疑い例が急激に増えています。
パキスタンの勢いが止まりません。
■新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17935.html
STAY HOME NOW, FLY LATER