2021年04月28日

羽田_2月入国4割減1.1万人

■東京国際空港(羽田空港) 2月運用状況を発表、入国者数4割近い急減で1.1万人強のみ

東京国際空港(羽田空港)の国際線旅客施設を運営している東京国際空港ターミナルは26日、2月の利用実績を発表しました。

発着回数は1,961回(前年同月比29.4%)、旅客数は国際線29,624人(同2.8%/うち通過客4,770人)でした。他空港同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて壊滅的な状況でした。
発着回数は1月よりも減少したものの横ばいに近いです。一方で、利用者数は2万人強減少して前年比2.8%まで後退しています。3万人を切るのは、利用が異常に少なかった昨年6月以来です。

入国者は1月より37%減の11,194人。昨年6月〜7月レベルまで戻りました。出国者も半減の13,660人でした。二か月連続で出国者数が入国者数を上回っています。1月に新規入国拒否や入国者全員検査が始まり、2月は利用が一気に激減しています。
通過客は順調に上昇を続けていましたが、再び減少しました。

2月中、国際線旅客定期便は、羽田と、成田国際(成田)、関西国際(関空)、中部国際(セントレア)、福岡の合計5空港のみで確認されています。
成田と関空、中部は1か月前に既に速報値が出ており、単純に羽田分も合わせた4空港出入国者数(通過客除く)は92,893人と46%も減少しています。空港分担率は、成田が59%(前月比+1P)、羽田が27%(同+1P)、関空が12%(同-2P)、中部が2%(同±0P)で、ほぼ前月と同じでした。
出入国者数の半数が入国だとすると4万6千人ほどの入国があったとみられます。今回発表された羽田の出入国比率をみると入国者は旅客数全体の45%ですので、それを元にすると、全国の入国者は4万2千人ほどと計算できます。
2月の空港検疫での検査件数は明確になっており、羽田、福岡もあわせて4万1千件強です。羽田の入国者数はやや多めに推移しているものと推定されます。

羽田空港 国際線 旅客ターミナル利用実績(2020年度)(東京国際空港ターミナル公式サイト)
http://www.tiat.co.jp/result/docs/362a494d6784fce70a9ae3a853d599dfeb973ff6.pdf
民営3国際空港 2月運用状況を発表、出入国6万8千人(2月26日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/480698093.html


STAY HOME NOW, FLY LATER

posted by johokotu at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | 東京国際空港(羽田空港) | 更新情報をチェックする
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