昨年11月11日から毎週水曜日に行われてきた、空港検疫における週間国籍別検体数の発表が二週連続で遅れています。
発表が止まっているデータは、厚生労働省(厚労省)が毎週水曜日に発表している空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査の結果。週間の検体数と陽性者数を、行動歴の国別に日本国籍者と外国籍者に分けて発表しているものです。
非常に詳しいデータで、多少のずれはありますが、入国者の多さや罹患率の高い国などを、かなりの高確率で推定できるものです。空港検疫は、日本国内で唯一、全員を対象にした貴重なもの。これにより、空港検疫や入国者の実態が垣間見える、非常に重要なデータになっています。
昨年11月11日から毎週水曜日に更新されてきていましたが、4月14日発表とされるデータの公表は5日遅れの4月19日に発表。
4月21日発表となるはずのデータは未だに更新されておらず、ついに1週間遅れになってしまっています。
陽性者総数を始め、三日後検査での陽性者が激増していることや変異株で別の対応もしていることもあってか、ここのところ毎日の発表も少し発表時刻が遅くなるなど、厚労省もかなりアップアップしている様子が見て取れます。
医療崩壊より先に情報公開崩壊しないことを願いたいものです。
■水際対策(厚労省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7
■新型コロナウイルス感染症の検査実績について(空港検疫)(厚労省公式サイト) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00201.html
■空港検疫 週間国籍別検体数の発表中止?(4月16日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/481027812.html
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