2021年05月25日

インド株強制隔離10日へ

◇新型コロナウイルス感染症 インド変異株確認指定国からの入国規制をさらに強化 南アジア6か国は強制隔離10日間へ

25日、インドで初めて確認された変異株B.1.617指定国・地域(変異株B.1.617指定国・地域)について入国規制を強化します。指定国・地域に4か国を追加するとともに、南アジア6か国の強制隔離期間を10日間に変更すると発表しました。

新たに変異株B.1.617指定国・地域に指定されたのは、カザフスタン、デンマーク、英国、チュニジアの4か国。5月28日午前0時入国分から適用されます。
4か国は、今回の措置で入国後3日間の強制隔離開始の対象となります。ただし、英国とデンマークは他の変異株指定国で既に同対象になっており、カザフスタンとチュニジアの2か国のみが新規措置です。
デンマークを除き入国者から変異株B.1.617感染者が出ています。

また、現在6日間となっている南アジア6か国(バングラデシュ、ネパール、インド、パキスタン、スリランカ、モルディブ)の強制隔離期間が10日間に変更されます。5月28日午前0時入国分から適用されます。
強制隔離10日間化の措置は「水際対策強化に係る新たな措置(14)」として発表されているもの。「当分の間、追加的な強化措置として、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)での 10 日間の待機を求める。その上で、入国後3日目、6日目及び 10 日目に改めて検査を行い、いずれの検査においても陰性と判定された者については、検疫所が確保する宿泊施設を退所し、入国後 14 日目までの間自宅等待機を求める」と発表されています。

なぜか南アジア6か国だけが10日間強制隔離で、その他の変異株B.1.617指定国・地域は強制隔離は3日間のみで済むという、差別的措置が続くことになりました。

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(インドで初めて確認された変異株B.1.617への対応)(5/25発表、外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C083.html

新型コロナウイルス感染症 インド変異株確認指定国からの入国規制を強化 いきなりの朝令暮改(5月20日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/481583046.html
新型コロナウイルス感染症 インド変異株確認指定国からの入国規制を強化でまず13か国指定 リスク高い国からの入国者を6日間強制隔離でまずは6か国指定(5月19日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/481564903.html


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ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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