新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による中国武漢封鎖から1年5か月、パンデミックから1年3か月になる6月は、緊急事態宣言発令に伴って再び減便傾向ですが、再開する路線もあり、一進一退の状態となる予定です。
パンデミック以降全世界で航空便の欠航が広がっています。
日本国内でも感染が広がり、インド変異株がアジアで猛威を振るっていることから、国際線は、6月は拡大は小規模です。
ネパール航空が運航を取りやめたほか、インド路線は減便が相次ぎますが、そのような中でヴィスタラが新規就航する予定です。
米国便が若干増える程度で、新規再開は鈍化した状態が続いています。
国内線は、緊急事態宣言延長で、減便が広がっています。
しかし、減便を継続する路線がある一方で、再開される路線も見られるのが、これまでと違うところです。
ANAは、5月末で6路線の全便欠航を終了し、運航を再開します。一方で、3路線は6月の一部期間で全便欠航にするなど、細かく欠航設定をいじってきています。
日本航空は、6月1日から長期欠航を1路線拡大します。
スカイマークは、6月1日から2路線を再開、1路線を全便欠航します。
Peach Aviationは、全便欠航していた4路線の運航を、6月上旬から再開します。
各社とも、長期欠航を6月中旬まで延ばしている路線が多いです。
運航便のない曜日の発生する空港が、紋別、大館能代、能登、石見とありましたが、紋別以外は5月末で減便が終了し、毎日運航が戻ります。
国際線、国内線ともに、変異株の影響で利用者が再び激減しています。
国際線で稼げない分、内需で何とかしたいところですが、国内も(感染状況ではなく)緊急事態宣言の発令状況で利用者の増減が激しくなっています。
航空路線は公共交通機関。何とか運航をつなげることが求められています。
STAY HOME NOW, FLY LATER