1日、インドで初めて確認された変異株B.1.617指定国・地域(変異株B.1.617指定国・地域)に5か国と15地域を追加することが発表されました。新規指定されたアフガニスタンは、いきなり10日間の強制隔離期間が設定されています。
新たに変異株B.1.617指定国・地域に指定されたのは、アフガニスタン、ベトナム、マレーシア、タイ、ドイツの5か国と米国の15地域(アイオワ州、アイダホ州、アリゾナ州、オクラホマ州、オレゴン州、カリフォルニア州、コネチカット州、コロラド州、デラウェア州、ニューヨーク州、ネバダ州、ネブラスカ州、メイン州、モンタナ州、ロードアイランド州)。
アフガニスタンは、いきなり10日間強制隔離と在留資格保持者の再入国拒否となります。強制隔離は6月4日午前0時入国分から、再入国拒否は6月3日午前0時入国分から適用されます。
ベトナムとマレーシアは、いきなり6日間強制隔離となります。6月4日午前0時入国分から適用されます。
残りの2か国と1か国の15地域は、3日間強制隔離となります。6月4日午前0時入国分から適用されます。ただし、ドイツは他の変異株指定国で既に同対象になっており、タイと米国15地域のみが新規措置です。
今回の指定で、変異株B.1.617指定国・地域は、22か国と1か国の15地域になりました。
このうち、なぜか南アジア7か国だけが10日間強制隔離、東南アジアの2か国だけが6日間強制隔離、その他の変異株B.1.617指定国・地域は強制隔離は3日間のみで済むという格差が出ています。差別的措置が続くことになりました。
■新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(インドで初めて確認された変異株B.1.617への対応)(6/1発表、外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C087.html
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