2021年06月02日

検疫強化国増加状況5月

◇空港検疫 変異株に伴う検疫強化国増加状況(5月中の指定)

新型コロナウイルスの変異株に伴う検疫強化国増加が頻繁に続いています。
5月には、11か国と、1か国の2地域が新たに指定されています。
これで指定国は100か所を突破しました。小出しに増やし続けています。


検疫強化の内容は、2020年12月26日に決定された「国内で変異ウイルスの感染者が確認された国・地域からの入国者を対象とする日本における水際対策強化に関する新たな措置」に伴うもの。出国前72時間以内の検査陰性証明の提示必須化と、証明を提出できない場合の検疫指定施設での14日間待機(自宅待機が不可)です。
※別途開始された強化で出国前72時間以内の検査陰性証明の提示できない場合は入国できなくなっています。

これらの強化策は、1月13日以降は既に全入国者に対しても行われているものと同じ内容ですが、全入国者対象はあくまで緊急事態宣言発出期間中限定とされています。上記当該国・地域は緊急事態宣言発出期間とは無関係で、緊急事態宣言が全面解除されたとしても措置が継続されるものになります。

5月末までに変異株に伴う検疫強化国・地域は、105か国と、5か国(中国、ロシア、カナダ、米国、ブラジル)の39地域となりました。
英国をはじめとした29か国・2か国の5地域はさらに強い規制が例外的に適用されています。
インドをはじめとした22か国・1か国の15地域はそれよりさらに強い規制が例外的に適用されています。

5月1日以降に指定された国・地域(◆日本直行便運航継続国・地域)
令和3年5月14日指定 措置開始令和3年5月18日午前0時(日本時間)〜
 ・ウガンダ※
 ・ザンビア
 ・スリランカ※◆
 ・台湾◆
 ・香港◆
 ・モーリタニア
 ・モンゴル◆
 ・ラオス
 ・ロシア(サハ共和国)
令和3年5月21日指定 措置開始令和3年5月25日午前0時(日本時間)〜
 ・グアテマラ
 ・ロシア(モスクワ市)※◆
令和3年5月27日指定 措置開始令和3年5月31日午前0時(日本時間)〜
 ・ニジェール
 ・メキシコ※◆

※の国・地域はそれぞれの国内で変異株市中感染未確認ですが、日本の空港検疫で確認されていることから指定されています。

新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(検疫強化対象国・地域の追加)(5月27日/外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C084.html


STAY HOME NOW, FLY LATER

posted by johokotu at 18:00| 東京 ☁| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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