2021年もSTAY HOMEなまま、あっという間に後半になってしまいました。全く不要不急の旅行に行ける状態になりませんが、ワクチン接種が進むことで、少しは状況が好転することを願いたいところ。そこで、あと半年で訪ねてみたい、今ならではの、注目空港を紹介します。
今年の後半は、今春、地元住民が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を頑張ったおかげで緊急事態宣言が無関係だった都道府県の空港を応援します!
1月〜3月発令地域 栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県
4月〜6月発令地域 北海道、東京都、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、岡山県、広島県、福岡県、沖縄県
■仙台空港(宮城県)→仙台空港を調べてみよう
東北各県は緊急事態宣言とは無縁の地域。そんな低感染地域最大の空港が仙台です。
津波に襲われた東日本大震災から今年で10年。仙台空港は震災伝承施設になりました。
東北地方で初めてとなる24時間運用に向けた覚書を地元自治体と締結し準備を進行中。拠点としているアイベックスエアラインズも増便を決定しています。杜は人が造った森のこと。人の手で復興を重ねて少しずつ前へ進み始めている空港を目撃しに行きませんか。
[いちおし路線] FDA 仙台-出雲線:人が造りし緑の杜から、神が造りし神の国へ
[おすすめ話題] 震災伝承施設、杜の都、24時間化
■佐渡空港(新潟県)→佐渡空港を調べてみよう
航空定期便が飛んでいない佐渡空港。定期便が飛んでいないからコロナ禍でもほとんど影響がありませんでしたが、そんな中で、航空便再開に向けた動きが加速しています。新規就航を目指すトキエアが検証飛行を行うなど、コロナ後を見据えた準備が進んでいます。
今年2021年は、佐渡金山開山420年、トキ野生絶滅40年、空港開港50周年の節目ドキ。今年は金が注目の年です。落ち着いたら新潟の離島へ、トキは金なりの旅へ。
[いちおし路線] さくら交通 新潟港-新潟空港線:佐渡へは今はまだ新潟空港から!
[おすすめ話題] 新潟空港-佐渡汽船ミニライナー、トキエア、トキ、佐渡金山、空港開港50周年
■静岡空港(静岡県)→静岡空港を調べてみよう
地方間を結ぶ強みが発揮されているのがフジドリームエアラインズが拠点とする静岡です。緊急事態宣言が続いた三大都市圏を結ぶ位置にありながら、静岡はまん延防止等重点措置すらも回避。静岡空港では、数少ない地方間路線があったこともあり、その存在感を示しました。
非常に珍しい静岡と山梨のショールーム「空のしおりー3776ー」が4月にオープンし、本のページをめくるように、日本一の魅力を体感できるようにもなりました。
見学ツアーなどのイベントが多彩な静岡空港。6月には東京2020オリンピック聖火リレーも行われています。日本一から世界一の金へと飛び立ってみませんか。
[いちおし路線] FDA 静岡-鹿児島線:世界に誇るOCHAが注目の路線で空旅へGO
[おすすめ話題] 地方間路線、東京五輪、空のしおりー3776ー、OCHA
■隠岐空港(島根県)→隠岐空港を調べてみよう
緊急事態は山陰も無縁でした。そんな中で、丑年に注目したい空港の一つが隠岐。牛突きで有名な隠岐の島の玄関空港です。
牛突きは、隠岐に流された後鳥羽上皇を慰めるために始まったとされており、2021年は、後鳥羽院遷幸八百年という節目になっています。
隠岐でも空港脇のふれあい公園で聖火リレーが行われてました。ヒトとヒトを繋いでいく、そんな空からの縁結びのリレーを神の国で体感しませんか。
[いちおし路線] JAL 隠岐-出雲線:国生みの舞台から国引きの舞台へは神の視点で縁結び
[おすすめ話題] 後鳥羽院遷幸八百年、牛突き、東京五輪
■長崎空港(長崎県)→長崎空港を調べてみよう
長崎では、今年オリエンタルエアブリッジが設立60周年を迎えました。珍しく空港ターミナル会社も出資する地域航空会社は、長崎を拠点に今日も離島を結んでいます。
2021年は開港から450周年を迎える長崎は、長い間、世界との懸け橋だった最先端の地。海上にある長崎空港は、まさに現代の出島です。世界との繋がりが難しくなっている今だからこそ注目したい世界に開かれた空港です。
[いちおし路線] ORC 長崎-福江線:就航以来ずっと続いている離島の懸け橋へ
[おすすめ話題] ORC60周年、長崎開港450周年、出島
■鹿児島空港(鹿児島県)→鹿児島空港を調べてみよう
鹿児島は、離島路線が多数飛んでいて、多くの場所に飛んで行ける拠点空港です。まもなく奄美群島の奄美大島、徳之島が世界自然遺産になるとみられていて、たくさんの離島路線が注目を集めています。
鹿児島空港は1972年に移転開港しており、50周年に向けても注目度が増している空港です。島から島へホッピングして、本土とは違う世界と空から結びついてみませんか。
[いちおし路線] JAL 鹿児島-奄美線:鹿児島拠点に世界自然遺産のアイランドホッピングに行こう
[おすすめ話題] 世界自然遺産、開港50周年、アイランドホッピング
さあ、東京2020オリンピック・パラリンピックがまもなく開幕。
押し寄せる関係者によるウイルス密輸を防ぐため、水際で頑張る空港とキーワーカーを応援しませんか。
■新千歳空港(北海道)→新千歳空港を調べてみよう
国際線受け入れできる体制を整えながら、パンデミック後、未だに国際線定期旅客便が復活していない、北の玄関口です。マラソン・競歩選手を受け入れる空港になりそうで、東京から遠く離れているのに注目されています。
■成田国際空港(千葉県)→成田国際空港を調べてみよう
パンデミック後も日本一の入国者数を維持する成田国際。千葉にありながらTOKYOのオリンピック公式空港として、水際対策を進めています。ターミナル前の道路は早くも一部を選手専用化するなど、多くの選手を受け入れる準備万端です。
■東京国際空港(東京都)→東京国際空港を調べてみよう
開催地東京都の表玄関が東京国際(羽田)です。こちらもオリンピック公式空港として、多くの関係者の入国を受け入れます。VIPターミナルやビジネスジェットターミナルも新装されており、多くの要人が降り立つ玄関口になりそうです。
■中部国際空港(愛知県)→中部国際空港を調べてみよう
空港島内にホテルが複数あり、国際展示場まである空港は、空き地も多く、入国者の受け入れに最適な出島です。便数は少ないですが国際線が復活しています。
■関西国際空港(大阪府)→関西国際空港を調べてみよう
入国後14日間は公共交通機関を利用できないことから、できるだけ家の近くの空港から入国したいもの。関西国際は、西日本への入国者の玄関口として重宝されています。
■福岡空港(福岡県)→福岡空港を調べてみよう
再開した国際線はまだまだ少ないですが、九州にも直接降り立つことが可能です。今、アジアから最も近い玄関口として、水際対策を頑張っています。
百近い空港があなたの訪問を待っています。
不要不急の外出がなかなかできないですが、感染対策は油断はせずに、出張に帰省に旅行に、いつもと一味違う空港をじっくり利用してみませんか。
STAY HOME NOW, FLY LATER