新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による中国武漢封鎖から1年6か月、パンデミックから1年4か月になる7月は、緊急事態宣言も解除されたこともあり、運航便が一気に増加する予定です。
パンデミック以降全世界で航空便の欠航が広がっています。
日本国内でも感染が広がり、デルタ株等の変異株が猛威を振るっていますが、国際線は、7月は運航便が一気に増加します。
特に増えるのが欧米便で、夏休み前の一時帰国需要を狙った増便が始まるものとみられます。何度も延期を繰り返してきたアリタリア航空がローマ線、SASがコペンハーゲン線を就航する予定です。
デルタ株等がやや収まってきたインドからはヴィスタラが延期していた新規就航する予定です。
国内線は、緊急事態宣言が沖縄を除いて解除されたこともあり、運航便が一気に増加します。
フジドリームエアラインズとスカイマークが全路線の運航を再開します。
Peach Aviationは、全便欠航していた9路線の運航を一気に再開予定。新規路線のほか、各路線のダイヤ上の増便も予定されています。
アイベックスエアラインズも、3路線を新規就航する予定です。
日本航空は、7月1日から全便欠航している2路線を再開します。
ANAは、再開路線は少なめです。
ジェットスター・ジャパンは7月中旬から運航便を増加する予定です。
7月23日には東京2020オリンピックが始まります。選手などの入国が増えるほか、観戦者の国内移動も増えるとみられます。
しかし、国内の感染は下がりきらないまま、再び増加になりつつあります。航空便を増やしたところで緊急事態状態になるのは防いでほしい所です。
国際線、国内線ともに、変異株の影響で利用者が再び激減しています。
国際線で稼げない分、内需で何とかしたいところですが、国内も(感染状況ではなく)緊急事態宣言の発令状況で利用者の増減が激しくなっています。
航空路線は公共交通機関。何とか運航をつなげることが求められています。
STAY HOME NOW, FLY LATER