三菱商事と成田国際空港、日本空港ビルデング、JALUXの4社は4日、モンゴル国政府との合弁で設立したNew Ulaanbaatar International Airport LLC(NUBIA)を通じて、モンゴルの首都ウランバートル郊外で新空港チンギスハーン国際空港(新ウランバートル国際空港)の運営を開始しました。
4社が運営を開始したのは、チンギスハーン国際空港。モンゴル国トゥブ県フシグト谷(ウランバートル市の南西約50キロ)に出来た新空港です。日本政府からの資金協力(円借款)によって建設され、4日、旧空港から移転開港しました。
滑走路は3600m×45mが1本。梓設計・オリエンタルコンサルタンツグローバルJVが設計し、三菱商事・千代田化工建設JVが建設しています。
4社の出資で設立した特別目的会社Japan Airport Management LLCが、モンゴル国政府との合弁で設立したNUBIAに51.0%を出資。NUBIAはモンゴル国政府とのコンセッション契約に基づき、今後15年間新空港の運営を担うとしています。
日本からウランバートルへの直行便は、成田国際線をMIATモンゴル航空が運航しています。しかし、新型コロナウイルス感染症パンデミック以降は欠航中で、政府などが用意したチャーター便のみでの単発運航が続いています。
4日の初フライトは成田国際線でした。
■モンゴル国 新ウランバートル国際空港の運営開始について(三菱商事公式サイト)
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2021/html/0000047389.html
■チンギス・ハーン国際空港の開港式典(在モンゴル日本国大使館公式サイト)
https://www.mn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/internationalairport0704.html
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