五輪関係なく、国際線到着空港は一年以上前から
ずっーーーーーーーーーーーーと危険です
この記事は、公式発表を基にしておらず、他報道機関の記事を基に記載しています。
読まれる際は、充分ご注意ください。
読まれる際は、充分ご注意ください。
15日に行われた東京都知事と国際オリンピック委員会(IOC)会長との会談の際、出席していたジャーナリストが「Airport is dangerous」等と叫んだ事が報じられています。
五輪など全く関係なく、国際線到着空港は一年以上前からずっーーーーーーーーーーーーと危険です。もっと早く気が付きましょうよ。
■国内の何倍も危険な国際線到着空港
日本空港情報館では、毎日の空港検疫での陽性発表を取り上げています。
その中で、日本や東京都の感染状況と、空港検疫での感染状況を比較しています。
例えば、7月17日のデータを比較すると以下のようになります。
・緊急事態宣言が発出されている東京都
要治療者8,078人 → 罹患率0.057%
・空港検疫の罹患率
2020年4月3日からのトータル 0.393%
全員検査の始まった2021年1月9日からのトータル 0.259%
7月17日までの7日間のトータル 0.249%
危険だ危険だと言われているインドネシアからの入国者などは、6月27日〜7月3日のデータで罹患率2.41%(検体705件中17人陽性)とさらに悪いです。キルギスからの入国者などは、何週間にもわたって罹患率10%超えが続いています。
見ての通り、
状況の悪い東京と比較した数字ですら、空港検疫の方が何倍も状況が悪い
です。
超低感染国も含めた全員検査が始まって、一部の国・地域は強制隔離になっていても、空港検疫の方が何倍も状況が悪い
です。
いまさら声高に叫ばなくても一年以上もずっーーーーーーーーーーーーと「Airport is dangerous」なんです。
国内線のみ就航の空港は街の中と罹患率は変わらないわけですから、細かく言うと国際線到着空港は危険ですね。
ちなみに、東京国際空港(羽田空港)のターミナル運営会社では、一年以上もずっと、「羽田空港では新型コロナウイルスの感染拡大防止に最大限努めており、引き続き、不要不急の来館はお控えいただきますよう、お願い申し上げます。」と要請しています。上述のように特に国際線到着空港は危険ですから、アリタリアが〜、SASが〜などと、不要不急で展望デッキに撮影に繰り出すのも止めた方が良いですよ。報道関係者の方も、ターミナル内で撮影するのは避けた方が良いですね。
■国際線到着空港の空港内だけは、五輪関係者も一般人も同じ
そして、五輪関係者のせいで国際線到着空港が「Airport is dangerous」ではないんです。
よくよく考えてみると、国際線到着空港の中では、入国者に関して、五輪関係者も一般人も何も変わらない動きをしています。
五輪関係者も一般人も、検疫での検査が陰性の人しか、空港外に出られません。
五輪関係者も一般人も、到着出口を出たあとは、公共交通機関は使えません。
五輪関係者も一般人も、送迎車か自分で運転して出ていくか、歩くしかありません。
※異なる点もあり、たとえ陰性であっても強制隔離の国は一般人は隔離になってしまいますが、五輪関係者はすぐ空港外に出られます。
国際線到着空港の中では、入国者に関して、五輪関係者も一般人も(強制隔離という超例外扱いのはずの措置を除けば)一切変わりがありません。
最近の報道で、五輪関係者の入国時の様子を取り上げ、バブルが出来ていない!と取り上げている記事が結構あるのですが、「入国時に関して言えば」、五輪関係者の空港での動きは一般の入国者と何ら変わりません。強制隔離中の国が危険だというなら、そもそも期間限定国限定の超例外措置じゃなくて、一般措置として行ってほしいところです。
五輪関係者が危険なのなら、一般の入国者も同じように危険です。
それを危険だと言うのなら、そもそもの入国方法が危険ということになります。
そして入国方法が危険と判断するのなら、「五輪は全く関係なく」、それを改善する必要があるはずです。
これらは一年以上前から分かり切っていることです。
五輪が始まってから、降って湧いたように、いまさら「危険だ」などと指摘することじゃないです。
空港から一歩外に出て街中に入れば、その後は様々ですから、バブルが出来ていない状況もあるのでしょう。
叫んだ人が叫ぶのなら、どちらかと言うと、「Airport is dangerous」じゃなくて、「Tokyo is dangerous」ではないでしょうか。
■五輪のせいで国内線は危険になっている
ただ、「Airport is dangerous」が正しいと言える部分もあります。
何故か五輪選手団は国内線を利用できるんですね。
報道されているだけでも非常に多数の便を利用しているようで、地方空港では到着ロビーなどで歓迎受けてます。
そう、この国内線を利用できているという部分はまさに五輪関係者要因による「Airport is dangerous」です。
より本質に近い言い方をするなら「Domestic flights are dangerous」といったところでしょうか。
せっかく国内線フライトなら入国者原因による危機を回避できていたのに、非常に危険な事態になってしまっています。
指摘をするのなら、こういったことを文章にして指摘しないとダメでしょう。
そして、これらの特別運用を許可しているのは、IOCではなく、日本国です。
トップに向かって叫ぶなら、IOC会長や東京都知事に対してではなく、総理大臣に叫ばないと全く意味がありません。もっとも、総理大臣も14日間自主隔離しない人ですから、叫んだところで、復興五輪だけに宮城のお笑いの方のように「ちょっと何言ってるか分かんない」とか、「私は帰国翌日から他人と接触出来てました。そしてクラスターは起きませんでした。それと同じだから何も問題ない。」と切り返されるのがオチでしょうが。
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それにしても、五輪が始まった途端、ここのところ、空港に絡んで「いまさらなこと」を指摘する報道関係者、政治家が多くて、非常に不思議です。
パンデミックからもう一年以上経っています。
もっと早くから指摘して、さっさと改善しましょうよ、、、。
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「Airport is dangerous」
普段空港を取り上げている身からすると、色々と考えさせられる一言でした。
決して五輪のせいにせず、普段から危険な状況であることを、今一度皆で認識しませんか。
防ごう、空港検疫すり抜けによるウイルス密輸
防ごう、入国14日以内の接触によるウイルス拡散
防ごう、空港へのお迎えによるウイルス拝受
防ごう、海外から動くことによるウイルス蔓延
防ごう、入国14日以内の接触によるウイルス拡散
防ごう、空港へのお迎えによるウイルス拝受
防ごう、海外から動くことによるウイルス蔓延
空港検疫でのすり抜けは必ず発生します。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。
いいかげん、14日間の自主隔離をしっかり行いませんか。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。
いいかげん、14日間の自主隔離をしっかり行いませんか。
それでも文法的に正しいか不明だけど、少なくともAirports are dangerousじゃないのという指摘は置いておきます。
いわゆる「Dangerous Airports」はルクラとかでしょ、という指摘もいまは置いておきます。
■バッハ会長に罵声「嘘つき!」 男性乱入…強制退場(テレビ朝日公式サイト)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000222727.html
■【LIVE】IOCバッハ会長が小池都知事と会談(2021年7月15日)(TBS公式Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=MTC4nF33sWc
■東京国際空港(羽田空港) 展望デッキ再開も不要不急の来館自粛を要請、空港への見学訪問は自粛しませんか(2020年5月29日配信記事)
http://johokotu.seesaa.net/article/475342126.html
■いま、わたしたちにできること 〜止めよう!不要不急の空港訪問 感染拡大防止しよう!(2020年4月6日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/474434746.html
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