2021年08月22日

選手陽性入国最多の3-5日後最多

◇空港検疫すり抜け事例 東京五輪分の分析で、入国アスリート等の発症は入国ピークの3〜5日後にピーク

国立感染症研究所は20日、東京オリンピック競技大会(東京五輪)に関連した新型コロナウイルス感染症発生状況の速報を発表しました。海外から入国したアスリート等の入国ピークの3〜5日後にピークだったことが明らかになりました。すり抜け事例が多かったと見られ、入国後14日間の隔離が重要であることが改めて判明しました。

海外からの渡航者が95%を占めるアスリート等の陽性数は「7月14日から増加し始め7月22日にピーク」としており、国内居住者が81%を占める大会関係者の陽性数は「7月1日以降、経時的に増加」していたとしています。

考察によりますと、「パラリンピック大会の開催にあたり、検疫、ホストタウンを有する自治体、大会主催者のアスリート等における症例及び接触者への調査や隔離措置を含めた公衆衛生対応の負担は、オリンピック大会時同様に、入国のピークから3〜5日後程度に向けて高くなることが予想され、対応に必要な人的、物的資源の確保と準備が必要である。」としています。
また、「東京を含めた日本国内の感染拡大をおそらく反映して、主に特定区域外で活動していると考えられる大会関係者の症例が経時的に増加を認めたことは懸念要素」と挙げています。バブルの内外を行き来する日本居住者がバブルの中に持ち込んだ可能性を否定できないようです。

結果の解釈は個々人にお任せしますし、研究所も「東京を含めた国内のCOVID-19の流行下で、感染の機会は必ずしも大会に関連しているとは限らず、大会と関連しない感染機会(家族、職場、大会に関連しない人が集まる場所)で曝露を受けた可能性のある症例もある。」(=要は「海外から持ち込んだのではなく、日本国内からうつされた可能性もある」)と注意記載しています。

それでも、入国者と国内居住者のピークの状況が明確に異なっていますし、海外からの渡航者が95%を占めるアスリート等の陽性数が「入国ピークの3〜5日後にピーク」という結果からすると、入国時の空港検疫の検査をすり抜ける事例は多く、入国後数日は発症のリスクが高いと言えそうです。


アスリートに限らず、一般の入国者の皆さんも、入国後14日間の自主隔離は大変ですが、ぜひ守って頂きたいですね。

空港検疫でのすり抜けは必ず発生します。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。
いいかげん、14日間の自主隔離をしっかり行いませんか。


東京オリンピック競技大会に関連した新型コロナウイルス感染症発生状況(速報)(国立感染症研究所公式サイト)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/10581-covid19-54.html


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posted by johokotu at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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