厚生労働省（厚労省）は24日、変異株が確認されたことを発表しました。
空港検疫での陽性事例として2人が確認されています。
今回発表から、C.37系統の変異株（ラムダ株）の内容が発表されるようになりました。
ラムダ株は、世界保健機関（WHO）は既に「注目すべき変異株（VOIs; Variant of Interest）」に位置付けていますが、なぜか「検疫・国内では報告がない」ことを理由に、これまで「VOCs/VOIsへの位置付けは行わず、ゲノムサーベイランスで発生動向を注視していく」とされてきました。
7月下旬の入国者にラムダ株が発生したと報道で大騒ぎになっていましたが、VOCs/VOIsへの位置付けではないために公表がされてきませんでした。
いよいよ位置付けが上がったと見られます。
今回発表された内容は、報道などで騒ぎになっている最初に見つかった事例ではないようです。
最初の事例はいつになったら、ラムダ株と確認したと発表がなされるのでしょうか、、、。
■新規確認
24日発表分は、入国者の空港検疫での陽性事例2人です。
・C.37系統の変異株（ラムダ株）2人
■該当者未発見/未特定等
該当なし
＜入国者起因合計＞
空港検疫が絡む日本国内の変異株確認者（8月24日発表分まで）
新規で2人増加しています。
入国者起因とはっきりしているもの：少なくとも合計1,196人(+2人)
うち入国者空港検疫での捕捉事例：1,114人(+2人)
うち入国者空港検疫すり抜け事例：少なくとも50人
うち入国者起因の市中二次感染事例：少なくとも30人
うち入国者起因の市中三次感染事例：少なくとも2人
→これらを反映させた一覧は1週間に1回程度更新します。一覧表示は分離しています。
https://johokotu.seesaa.net/article/482708315.html
■新たに発表された変異株状況
左から、入国日 事例No 入国空港 年代 性別 居住地 行動歴 症状 変異株種類 強制隔離日数
※変異株種類 α：アルファ株、β：ベータ株、γ：ガンマ株、δ：デルタ株、λ：ラムダ株
※強制隔離日数 数字無：入国時陽性、数字有：入国から日数後に陽性
8月12日 3585 羽田 50代 男性 神奈川県 ペルー 無症状 λ
8月12日 3586 羽田 30代 男性 神奈川県 ペルー 無症状 λ
■新型コロナウイルス感染症（変異株）の無症状病原体保有者の発生について（8/24 厚生労働省公式サイト）
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20659.html
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