2021年09月01日

搭乗前無料検査地方発も

◇新型コロナウイルス感染症 搭乗前に無料モニタリング検査の対象が地方発にも拡大

内閣官房は8月30日から、航空搭乗者を対象とした無料モニタリング検査の対象便を北海道・沖縄県内の空港・広島・福岡・鹿児島の各空港から成田国際(成田)、東京国際(羽田)、中部国際(中部)、大阪国際(伊丹)、関西国際(関空)、福岡に向かう便にも拡大しました。

内閣官房が実施している無料モニタリング検査は、7月20日に成田、羽田、伊丹、関空、福岡の各空港発で北海道・沖縄県内の空港へ向かう便の搭乗者を対象としてスタート。8月2日に中部発便、福岡着便、8月12日に広島、鹿児島の2空港到着便にも対象を拡大しています。

8月30日からは、地方側出発に当たる北海道内・沖縄県内・広島・福岡・鹿児島の各空港発で成田着、羽田着、中部着、伊丹着、関空着、福岡着も対象になっています。
※福岡県内、鹿児島県内は、それぞれ福岡空港、鹿児島空港のみ対象

実施している無料モニタリング検査は、対象路線の搭乗者のうち希望する人に無料でPCR検査・抗原定量検査を提供するもの。期間限定の取り組みで、対象期間は9月30日搭乗分まで延長されています。
検査実施には事前予約が必要です。

検査には、木下グループ新型コロナPCR検査センターが協力しており、羽田、伊丹、福岡の3空港は空港内店舗で検査できます。空港内に同検査センターがない成田は羽田を含む都内6店舗、関空は伊丹、北海道内空港は札幌市内、沖縄県内は那覇市内の店舗を利用できます。
さらに、札幌以外の北海道各空港、中部、広島、鹿児島、那覇以外の沖縄各空港は近隣に店舗はなく、検査キット配送する程度しか方法がありません。

検査キット配送の場合は、注文は搭乗日10日前まで、検体の返送は搭乗日の6日前までなので、結果は最短でも実際に搭乗する日の6日前のものとなります。
また、沖縄の検査キット配送は、9月3日より予約受付開始で、沖縄本島、宮古島・下地島、石垣島のみ配送可能としています。(道路などで結ばれていても伊良部島など周辺離島はなぜか配送不可のようですね。)

北海道各空港、広島、福岡、鹿児島、沖縄県各空港と結ばれている空港はほかにもありますが、対象となるのは、6空港からの出発客、到着客のみとなります。(神戸すらも対象外)

航空便を使った長距離移動を巡っては、出発前に検査をしないために感染していることに気が付かずに搭乗し、移動先でウイルスを撒き散らす事例が何例も報告されています。既に昨年3月(今年ではないです、念のため)の時点で、神戸→那覇線でクラスターも発生しており、機内のリスクは屋外よりも高いことが知られています。事前検査での早期発見による感染拡大防止が期待されます。

北海道は、緊急事態宣言が出ています。
千葉県は、緊急事態宣言が出ています。
東京都は、緊急事態宣言が出ています。
愛知県は、緊急事態宣言が出ています。
大阪府は、緊急事態宣言が出ています。
兵庫県は、緊急事態宣言が出ています。
広島県は、緊急事態宣言が出ています。
福岡県は、緊急事態宣言が出ています。
鹿児島県は、まん延防止等重点措置が出ており、不要不急の来県は中止・延期を要請しています。
沖縄県は、緊急事態宣言が出ています。
緊急事態宣言が出ている都道府県は、不要不急の外出・移動は自粛が要請されています。

羽田空港等から北海道・沖縄県内の 空港等へ向かう便の搭乗者を 対象としたモニタリング検査(内閣官房公式サイト)
https://corona.go.jp/passengers_monitoring/


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posted by johokotu at 03:00| 東京 ☔| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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