2021年10月01日

モニタリング沖縄のみ継続

◆空港でのコロナモニタリング 沖縄県路線のみ10月末まで継続

政府が夏季期間中として実施していた航空利用者対象の搭乗前モニタリング検査(無料)について、成田国際(成田)、東京国際(羽田)、中部国際(中部)、大阪国際(伊丹)、関西国際(関空)、福岡と沖縄県内の空港との間を結ぶ便のみ10月末まで継続されています。

搭乗前モニタリング検査は、9月30日搭乗分までとされていて、9月20日に検査キット配送を終了していました。
北海道・沖縄県内の空港、広島・福岡・鹿児島空港との間を結ぶ便については、予定通り9月30日をもって終了しましたが、成田、羽田、中部、伊丹、関空、福岡と沖縄県内の空港との間を結ぶ便に限り10月31日まで継続されることになりました。9月30日から検査キット配送も再開しています。

この検査では、7月20日から9月19日までの9週間で71,639人が検査し、111人の陽性をあぶり出しています。罹患率は0.154%です。
搭乗前に受検しているということは、コロナに関して無症状・自覚なしと言うことでしょうから、街中には1,000人に1人以上のスプレッダーが存在していることを示しています。

8週間で対象となった便の利用者は2,321,132人でしたので、推定陽性者数は3,596人。検出出来なかった推定陽性者数は3,485人なので、1日あたり55人もの人が陽性に気が付かずに国内線航空便を利用している計算になります。

国内はウィズコロナとは言っても、この数字を目の当たりにしてしまうと、少しビビります。
油断せずに、まずは移動を極力避ける、どうしても移動せざるを得ないなら対策実施(不織布マスク・手指消毒・黙行)+移動後の14日間隔離の3本柱を徹底したいところ。データを見る限りでは、ワクチンを打ったからと言って不要不急の外出にOK出すのはまだ時期尚早という印象です。

モニタリング検査での陽性状況
7/20-7/26  5,675人中 9人陽性=0.159%
7/27-8/01  6,006人中 9人陽性=0.150%
8/02-8/08 10,154人中21人陽性=0.207%
8/09-8/15 11,068人中19人陽性=0.172%
8/16-8/22 10,066人中21人陽性=0.209%
8/23-8/29  6,002人中 9人陽性=0.150%
8/30-9/05  6,273人中12人陽性=0.191%
9/06-9/12  7,051人中 3人陽性=0.043%
9/13-9/19  9,344人中 8人陽性=0.085%


羽田空港等と沖縄県内の 空港との間を結ぶ便の搭乗者を 対象としたモニタリング検査(内閣官房特設公式サイト)
https://corona.go.jp/passengers_monitoring/


STAY HOME NOW, FLY LATER

posted by johokotu at 22:00| 東京 ☔| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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