2021年11月05日

変異株 規制変更11/5発表

◇新型コロナウイルス感染症 変異株起因の入国直後の行動規制 指定国・地域変更 11月5日発表

27日、変異株に起因する入国直後の規制について、指定対象国の新規指定、変更、実質解除を発表しました。
世界各地の感染状況に応じで迅速に指定を変化させていくはずでしたが、なんと1か月以上も間をあけての指定変更になります。
指定対象国は、6か国と1か国の1地域が新規指定、6か国が変更、26か国と1か国の1地域が実質解除になります。


指定対象国の新規指定、変更、実質解除
新規指定
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に新規指定となるのは、ハイチからの入国者です。
3日間の強制隔離開始です。
「「水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域」に新規指定となるのは、ウクライナ、ケニア、ネパール、モロッコ、モンゴルの5か国とロシア(沿海地方)の1地域からの入国者です。
3日間の強制隔離開始です。
いずれも11月8日午前0時入国分から適用されます。

変更(隔離期間変更)
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」で強制隔離期間が変更となるのは、コロンビアからの入国者です。
強制隔離期間が6日間から3日間に緩和されます。
11月8日午前0時入国分から適用されます。

変更(指定対象変更+隔離期間変更)
「水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域」から「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に変更となるのは、アルゼンチン、コスタリカ、スリナム、フィリピン、ブラジルの5か国からの入国者です。
同時に強制隔離期間が6日間から3日間に緩和されます。
いずれも11月8日午前0時入国分から適用されます。

実質解除
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」で実質解除となるのは、チリからの入国者です。
3日間強制隔離がなくなります。
「水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域」で実質解除となるのは、アラブ首長国連邦、アルバニア、インド、インドネシア、ウルグアイ、カザフスタン、ギニア、キューバ、ギリシャ、ザンビア、ジョージア、スリランカ、セーシェル、タンザニア、デンマーク、パラグアイ、バングラデシュ、ベルギー、ボリビア、ポルトガル、マレーシア、南アフリカ、モザンビーク、モルディブ、リビアの25か国とロシア(ハバロフスク地方)の1地域からの入国者です。
3日間強制隔離がなくなります。
いずれも11月8日午前0時入国分から適用されます。
解除と言う表現は用いられておらず、あくまでも変更となっています。これは14日間の自主隔離は継続であり、勘違いしないようにするためとみられます。

3日間強制隔離の国・地域は、「検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機いただき、入国後3日目に改めて検査を受けていただく」と発表されています。


14日間の隔離は、全入国者が対象で、一切の例外はありません。ということになっています。11月8日からは、以下のようになります。
・10日間強制隔離+4日間自主隔離:0か国
・6日間強制隔離+8日間自主隔離:3か国
・3日間強制隔離+11日間自主隔離:18か国と1か国の2地域
・14日間自主隔離:上記以外の全世界の国・地域


※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。

水際対策上特に対応すべき変異株等に対する指定国・地域について (要旨)(11/5 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000851966.pdf
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 20:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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