■2021.11.02 (自宅)→東京国際
■ターミナル内訪問は1年8か月ぶり
1年8か月ぶりとなる東京国際空港(羽田空港)旅客ターミナルの内部見学。
非常にワクワクしながら家を出ました。
家から延々歩いて21時過ぎに弁天橋を通過して空港領域に入りました。家を出たときはまだ明るさも残っていたのに、今は漆黒です。
急な訪問のため、準備しておらず、寝不足状態。やや疲れ気味で空港に入り込み、環状八号線をひたすら歩き続けました。
延々歩いて、ちょうど22時頃に第1ターミナルに辿り着きました。
■まずは第1ターミナルでJALの変化を確認
コロナ禍前から大きく変わったのは、JALのチェックインカウンタと、第2ターミナルの国際線施設の開業、第3ターミナルの名称変更とチェックインの自動化です。これらは絶対に逃せないので、まずは手前にある第1に入り込み、すぐ出発階へ向かいました。
JALは、コロナ禍にチェックインカウンタを更新。自動手荷物預け機を整備しました。この関係で、自動チェックイン機がロビーに飛び出ていました。
※JALの新しい自動チェックイン機は、非接触式なのでコロナ対策にも有効です。飲食店などは参考になるのでは?
より早く運航が終わる第2が閉館してしまうとマズいので、ほぼ誰もいないロビーを北側まで急いで見て回りました。
■京急の駅も壁面などを改装
出発ロビーはJAL以外ほぼ変化はありません。5階でプチ変化があったことは認識していたものの、第2の見学を優先したのと、この時間は展望デッキも開いていないのとで、そのまま第2へ移動しました。
地下へ下がり、京急の連絡通路を抜けていきました。
■第2ターミナルは地下から変化、自動店舗にPCR検査センターまで
第2ターミナルは国際線施設の見学が必須です。地下連絡通路からターミナルに入り込んだら、右側、南側に進んでいきます。
すぐに出発ロビーに上がろうとしましたが、国際線施設として、どうも地下、到着階、出発階、アッパーデッキトーキョーと、四階層それぞれをいじっているようでした。
地下中央やや南側には、国際線用の自動手荷物預け地帯(カウンタ)が出来ていました。
地下は、国際線の案内が柱ごとに出ているので迷う所無しでした。
■1階は国際線施設無しも拡張
地下からは次に一階南側へ。
1階南側には特に国際線の施設は無いのですが、南端に到着口にも面していない新しい滞在スペースが出来ていました。到着ロビーからも外れており、人がほぼいないのでまったり出来るスペースでした。美術作品も展示されています。
※まったりスペースの唯一の問題点は、喫煙室が近くにあることでした。狭い部屋で、マスクを外した赤の他人と対峙し、灰皿を共用し、その人達の飛沫を含んだ煙と粉を全身に浴びる、非常にリスクの高い行動をする人たちが行き来します。深夜にも関わらず利用している人は多かったので、要注意ですね。
一応、羽田では人数制限表示や短時間利用の呼びかけ掲示はされていましたが、気に留める人は皆無。意外と利用者が多かったので、見学した数分の間に数人が出てきたのを見ましたが、あちこちに設置してある消毒液で手指消毒している人は誰ひとりいませんでした。
一番奥にはシャワールームが新たに出来ていましたが、コロナで長期閉店中でした。
一番奥のシャワールームの前に新しいエレベータができていました。1階〜3階までを行き来出来たので、これで2階へと上がりました。
■2階国際線施設との間には巨大シャッター
2階の出発ロビーは、既に23時で出発便はなく、第1と同じように超閑散としていました。
2階は、国内線チェックインロビーのすぐ横に国際線到着ロビーが出来たのですが、その間はシャッターが閉められ、様子を窺うことは出来ませんでした。
※当分国際線施設を再開する気が無いのか、巨大シャッターの手前には、楽器が集まったような大きな芸術作品が展示されていました。文化庁による文化発信プロジェクト 「CULTURE GATE to JAPAN」の作品で、今年2月に展示が始まったものです。関連作品が全国の8空港にあります。
展示されたことをネットで確認していた(https://culture-gate.jp/ja/)のですが、イメージ優先のサイトで、自分に芸術センスが無いせいか、作品の概要すら良く分からずモヤモヤしていました。やっとお目にかかれました。
南端の区画には、いくつか新施設も。
1階から上ってきたエレベータのすぐ脇には、補助犬トイレが新設されていました。
チェックインカウンタ奥には、ANAが国際線到着旅客用にアライバルラウンジを新設していました。
■国際線施設はカーブサイドからほんの少しだけ覗ける
残念ながら国際線施設を見られなかったので、仕方なく出入口7からカーブサイドに出たところ、国際線施設側まで歩道が延長されていました。
すると、南端側には新しい出入口が。扉は開きませんでしたが、国際線の到着ロビーを少しだけ覗くことが出来ました。
出入口7へ戻ると、その中央寄り付近に新しいスペースが出来ていました。
■3階もシャッターで閉鎖
その後は、3階へ移動しました。
UPPER DECK TOKYOと名付けられた区域は、P4駐車場通路出入口付近の飲食店が一部撤退し、広いロビー空間になっていました。
また、国際線寄りの場所に新たにファミリーマートが出店していました。通常は24時間営業店舗のようですが、コロナで時短中。営業時間は朝7時-夜11時よりも短いようでした。
国際線施設との境目はやはりシャッターが降下中でした。
■駐車場からは眺めが抜群
続いては連絡橋を渡ってP4駐車場へ。
つい四日前に、下から撮影した国際線施設の外観を、高い位置から撮影できました。
P4駐車場からは、団体バス乗り場を経由して地上からP3駐車場へ移動しました。
コロナ禍の間に、一般ピープルが地上からは見えない位置に、移動してしまった、VIP用ターミナルの跡地が眺められました。
■出発階からは23時半で追い出し
P3駐車場を見たあとは、連絡橋を渡って再び第2ターミナルへ戻りました。
誰もいない出発ロビーを写そうと二階へ下がったら警備員に声をかけられてしまい、ここで出発ロビーの確認は終了となりました。
時刻はちょうど23時半でした。
到着ロビーには寄らずに、エレベータで地下へ直行。第1ターミナルのカーブサイドへ戻り、南端からターミナルを離れました。
ここから先は、第3ターミナルへ徒歩移動です。来た道を戻る形で、新整備場地区を経由しつつ、環状八号線の北側歩道を進みました。
歩いている途中で日付が変わりました。
■今日の教訓!
・[東京国際空港] 深夜なら出発ロビーは人いない←接触リスクは超少なくて安全です。
・[東京国際空港] 出発ロビーは23時半まで←警備員に追い出されます。
・[東京国際空港] 飛行機ならチェックインすら非接触←接触リスクは超少なくて安全です。
・[東京国際空港] 第2国際は閉鎖中←訪問できません。
・[東京国際空港] 第2国際は閉鎖中P3駐車場北端は隠れ夜景スポット←街の明かりが綺麗です。
■実際の旅程
10/30 SAT
自 宅17:00(徒 歩)→22:00[東京国際空港]第1ターミナル
[東京国際空港]第1ターミナル22:30(徒 歩)→22:45[東京国際空港]第2ターミナル
[東京国際空港]第2ターミナル23:45(徒 歩)→
ラベル:羽田