2021年11月04日

ターミナル見学再開!!(旅行後)

※本旅行記は2021年11月上旬のものを、2021年11月下旬に公開したものです。



■2021.11 東京国際の旅行後

今回は、空港ターミナルに一年ぶりに入り込みました。
せっかくターミナル内に入り込みましたので、実際の空港を見た結果、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止対策がしっかりされているのかレポートします。今後出張や旅行で利用される際の参考にしてみてください。

■空港は対策万全
警備員に追い出され気味だったこともあり、ゆっくり見学は出来ていませんが、そんな短い時間でも、感染拡大防止のための対策は色々行われていたのは確認できました。

空港ターミナルについては、業界団体が指針を出し、それに沿って対策を進めています。羽田も例外なくしっかり対策されていた印象でした。
羽田の対策は、公式サイトにもまとまっています。
https://tokyo-haneda.com/covid19_prevention/index.html

これらの対策により、SKYTRAX社の「COVID-19 Airport Safety Rating」で日本初の5スターも受賞しています。
https://tokyo-haneda.com/site_resource/whats_new/pdf/000011242.pdf

たぶん公共交通機関の中では日本のどこよりも対策が進んでいます。

202111A5e.jpg
椅子のソーシャルディスタンス、消毒液、
入場人数案内の3点セットが見られた第3ターミナルの1コマ。
この祈祷室には利用は30分以内でという張り紙もありました。
とにかく対策が徹底している印象でした。


■公共交通機関では最も進んでいる?
手指消毒液は至るところに配置されていました。
掲げられているマップの数よりも多かったのではないでしょうか。ボタンを指で触るエレベータ乗り場には必ずありました。
羽田は元々、トイレの個室内に洗浄液がありましたから、対応しやすかったのかもしれません。

顔を写して測る体温計も随所に設置されていました。

他の施設、例えば百貨店とか駅とかの実態がよく分かりませんが、店舗入口の見えにくい所に置かれているだけの施設が多いと思われ、それに比べれば、対策万全といった感じでしょうか。駅で言えば、ホーム上に2、3両ごとにひとつぐらいの高頻度で消毒液が置かれている印象でした。
たぶん公共交通機関の中では日本のどこよりも対策が進んでいます。

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手指消毒液はいたるところに設置されていました。
指を触れないよう足踏みタイプのものばかりでした。
トイレも一部が閉鎖中。


施設閉鎖では、トイレや喫煙室の一部は閉鎖されていました。
開いているトイレの中も、一部のブースの使用も禁止されていました。隣り合わせだとリスクが上がるんですかね??

さらに、扉を開けっぱなしにして自然換気も実施していました。公共の建物ですから、建築基準法で定められた換気は充分やっているとは思うのですが、より気を付けている印象でした。

ソーシャルディスタンスの表示は、椅子や保安検査場入口など人が並ぶところに沢山されていました。
駅で言えば、ホームのドアに並ぶ所の足下に表示があるようなものでしょうか。
たぶん公共交通機関の中では日本のどこよりも対策が進んでいます。

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第1ターミナルの保安検査場前の様子。
足元にすごい数の足マークが、、、。


対策に関する呼びかけは、デジタル表示等でも頻繁に表示が出ていました。どんな対策をしているかの表示の他、ソーシャルディスタンスの表示はかなり頻繁に出ていました。

羽田の場合、入国者も多いので、入国者向けの表示もたくさん。14日以内の外出禁止や公共交通機関使用禁止などを守るよう案内がなされていました。また、守らなかった場合に検疫法違反になることもしっかり書かれていました。
到着ロビーには、「検査で時間がかかるから、いつもより出てくるの遅いよ」という親切な情報提供もありました(いきなり出迎えて欲しくないけど、、、)。

たぶん公共交通機関の中では日本のどこよりも対策が進んでいます。

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様々な注意書き。
こういった注意書きがたくさんあるのに、
14日以内に外出したり、毎日のように検疫法違反の逃亡者が出たりしています。
うっかりやスマフォに疎いといったことなどではなく、
初めから守るつもりなく入国してる確信犯なんでしょう。


接触機会を減らす工夫として、案内所では、ロボットも活躍していました。
深夜だったので、ロビーの清掃に遭遇しましたが、ルンバのような無人機械でした(コロナ対策というものではないと思います)。
今回見られませんでしたが、国内線の保安検査後エリアでは、WHILLという自動運転の車椅子が稼働しています。
https://tokyo-haneda.com/site_resource/whats_new/pdf/000011062.pdf

非接触という点で言えば、本文でも書いたとおり、自動チェックイン機の導入で係員との接触を減らし、それも非接触のものを導入して、さらに接触回数を減らしていました。

たぶん公共交通機関の中では日本のどこよりも対策が進んでいます。

202111A5b.jpg
深夜なので稼働はしていませんでしたが、
接触を減らすため、リモート案内ロボットが登場していました。
場所が北九州空港だったらメーテルがいるところですが、
羽田のものは、別の場所にいる人間が案内してくれるものだそうです。


極めつけは、対象者はそれぞれ限定されてしまいますが、各ターミナルにPCR検査場があることが最大の安心ポイントでした。
羽田のPCRセンターは、最短数時間で陽性かどうか確認が出来ます。お出かけしたらPCRを受けてから帰る、ということも可能なわけです。

もちろん薬局などに様々な対策グッズが売られていますが、マスクやPCR検査キットの自動販売機もあり、気軽に対策ができるようになっています。

たぶん公共交通機関の中では日本のどこよりも対策が進んでいます。

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館内にあったマスク自動販売機。うっかり忘れても人と接触せずに24時間確保が可能です。



こうやって見ると、かなり対策を進めているのが分かります。たぶん公共交通機関の中では、空港こそが、日本のどこよりも対策が進んでいます。

そもそも、羽田空港は地方からの利用者が混じっています。国内の中で断トツで感染率の高いことが多い東京都内の中で、第1と第2は、都内で最も安全な公共交通機関施設と言えるかもしれません。
(地方から来てる人を感染率下げるのに使ってしまってごめんなさい)

Airport is dangerous?
五輪の頃、そんなセンセーショナルな言葉で随分と叩かれましたが、実際に空港を利用してみたら、何バカなこと言ってるんだという印象でした。

ここのところいくつか見学した船舶ターミナルより、朝ラッシュがある電車や駅の中より、そこらの公園より、近所のスーパーより、街中の飲み屋より、何百倍も安全に見えます。対策なんて片手間な、小さなお店やオフィスの方がよっぽどdangerousです。
それなのに、空港を利用して移動するのは、なぜか叩かれ、批判されてしまいます。

なんとも残念な限りですが、そんな批判の中にあっても、油断することなく、しっかり金かけて対策を続ける姿を確認できて、少しホッと出来ました。


今回は、昨年10月、先月に引き続き、空港見学するためにとにかく屁理屈を並べてみました。STAY HOMEを頑張ったり、仕事で仕方なく空港を利用する人が大勢いる中で、独り善がりの考えで空港訪問をしてしまいましたので、今回の記事にご不満やズルいぞ、という方も大勢いらっしゃると思います。
一応、他人を感染させるリスクは最大限低減する動きをしたつもりですので、ご容赦いただきたいですが、何だかモヤモヤ訪問でした。

緩んできた街中にはない、本当の安全が空港にはあります。
このまま、対策をしっかり続けて、安全な場所でいて欲しいですね。
どうせ利用するなら、危険な近所の公園よりも空港緑地、危険な近くのモールよりも空港ショッピング、危険なそこらの駅やバス停よりも絶対に国内線空港の方が安全ですよ〜〜。と叫びつつ、今回の旅を〆たいと思います。

ラベル:羽田 感染症
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
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