◇新型コロナウイルス感染症 変異株起因の入国直後の行動規制 指定変異株・指定国・地域変更 11月26日・11月27日発表
26日と27日、変異株に起因する入国直後の規制について、指定対象変異株の追加、指定対象国の新規指定を発表しました。
ここのところ1か月程度の間隔をあけての指定ばかりでしたが、急に2日連続での変更となっています。
指定対象国は、9か国が新規指定になります。
◆指定対象変異株の追加
26日に発表されました。
水際対策上特に対応すべき変異株に「B.1.1.529 系統の変異株(オミクロン株) 」が追加されています。5株目です。
◆指定対象国の新規指定、変更、実質解除
新規指定
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に新規指定となるのは、エスワティニ、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ、レソト、ザンビア、マラウイ、モザンビークからの入国者です。
いずれの国もいきなり10日間の強制隔離開始です。
エスワティニ、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ、レソトの6か国は11月27日午前0時入国分から適用されます。(26日発表)
ザンビア、マラウイ、モザンビークの3か国は11月28日午前0時入国分から適用されます。(27日発表)
いずれも発表翌日から適用です。これまでは発表後3日間の余裕がありましたが、非常に珍しい対応です。アフリカ諸国は入国者数が少ないので、大きな影響はないという判断なのかもしれませんが、今後他国についても同じように対応してほしいですね。
10日間強制隔離の国・地域は、「検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で10日間待機いただき、入国後3日目、6日目及び10日目に改めて検査を受けていただく」と発表されています。
14日間の隔離は、全入国者が対象です。申請などにより10日間で済む例外があります(3日間で完了という例外はありません)。11月28日からは、以下のようになります。
・10日間強制隔離+4日間自主隔離:9か国
・6日間強制隔離+8日間自主隔離:3か国
・3日間強制隔離+11日間自主隔離:18か国と1か国の2地域
・14日間自主隔離:上記以外の全世界の国・地域
※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。
■水際対策上特に対応すべき変異株等に対する指定国・地域について (要旨)(11/27 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000851966.pdf
2021年11月27日
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