オリエンタルエアブリッジ(ORC)は6日、来年1月に長崎-対馬線で早朝・夜間便の実証運航を行うと発表しました。長崎、対馬両空港の一部運用時間を特別に延長して行われます。
実証運航は、来年1月に、早朝便・夜間便ともに4回行うとしています。
早朝便が1月11日〜1月31日までの月曜日(2週目(1月11日)のみ火曜日)に4回の運航で、長崎6時45分発対馬7時20分着と 対馬7時40分発長崎8時15分着の各日1往復。
夜間便が1月7日〜1月28日までの金曜日に4回の運航で、長崎20時35分発対馬21時10分着と 対馬21時30分発長崎22時05分着の各日1往復。
いずれも長崎、対馬両空港の運用時間を特別に延長。「長崎県が推進する将来的な長崎空港の運用時間延長へ向けて、利用客のニーズや運用にかかる課題等を把握・検証する」としています。
現在の運用時間は、長崎空港が7:00〜22:00、対馬空港が7:30〜20:30ですので、30分〜1時間程度の延長です。
日本は24時間運用の空港が少なく、航空会社がダイヤを設定するうえでも大きな制約になっています。
今回の実証運航は、ダイヤの設定内容から、週末自宅に戻る勤め人や休日をフルに活用したい旅行者の利用が想定されます。大都市圏の運航でやっと浸透してきた深夜早朝便が離島路線でも通用するのか注目されます。
■長崎=対馬線早朝・夜間便の実証運航について(ORC公式サイト)
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