◆新年特集 2022年に飛びたい路線はこれだ!
全国に100近くもある空港。そんな空港間を発着する、今年話題になりそうな国内線路線を取り上げます。
普段ほとんど使わない路線も使って、虎のように一気に飛び上がってみませんか。
1. JAL 札幌-奥尻線 新規路線(昨年7月新設) 北海道地方
JAL(北海道エアシステム運航)の新規就航路線です。奥尻への運航は、平日は函館-奥尻線に任せ、土日祝のみに運航されるという、非常に珍しい運航方法を行う路線です。
昨夏繁忙期のみに運航したのち、今冬ダイヤから通期での運航に移行されています。
奥尻を
2. DAK 那覇-粟国線 新規路線(昨年7月新設) 沖縄地方
動きが鈍かった沖縄離島路線の復活。着陸時の事故で2016年から長期に渡り運休していた路線が昨夏、再開されました。
運休前と同じ第一航空による運航で、機材も同じですが、親会社が変わって経営陣が一新された、全く違う運航となっています。
まずは週3往復の定期チャーター便でスタートしており、今年は定期便化が期待されます。
今年は沖縄日本復帰50周年。粟国に新しい飛行機で行って、おきな
3. IBX 仙台-松山線 新規路線(昨年7月新設) 東北地方 四国地方
アイベックスエアラインズ(IBX)が開設した、拠点の仙台と四国を結ぶ路線です。IBXは同時に新千歳-松山線も新規就航、仙台-広島線も増便し、中四国へのアクセスを向上させました。松山はIBXの四国拠点のような存在になり、サイクリングのメッカであるしまなみ海道を結ぶ周遊ネットワークも実現しています。
嬢ちゃん、坊ちゃん、皆
4. ORC 長崎-対馬線 既存路線 九州地方
コロナで行けなくなった海外に一番近い島へ行けるのが対馬路線です。
このうち長崎-対馬線は、長崎県が進めている空港の運用時間延伸を目指した実証実験運航が1月に行われる予定です。両空港の運用時間を特別に延長して早朝便と深夜便を運航し、利用客のニーズや運用にかかる課題等を把握・検証します。
ポストコロナは、地方から朝から晩までごゆるり元気に。オランダ風も、韓国風も、身近に外国気分を味わえる長崎、対馬でしっかり休んで、
5. FDA 新千歳-静岡線 新規路線(昨年10月新設) 北海道地方 中部地方
フジドリームエアラインズ(FDA)が通年運航で再開した路線です。
FDAは他社が運航していない区間を軸に路線を展開し、他社との競合を避ける傾向があります。この路線も、元々夏ダイヤ期間のみ就航していたものの、ANAと競合したこともあり、札幌-静岡線の開設にあわせて運休していた路線です。新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で、ANAの同一路線が長期欠航していて実質競合しなくなっていることから、再開が実現しました。やる気の無い大手に変わって一気に攻勢をかけた路線で注目です。
6. APJ 成田国際-那覇線 既存路線 関東地方 沖縄地方
Peach Aviation(APJ)の路線に親会社のANA便名を付ける共同運航が始まりました。
このうち成田国際を発着する路線は、ANA自身がダイヤ設定しながら、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で長期欠航を続けています。他社に運航を丸投げして自社運航を減らすのは、ANAの得意技。コロナ禍で経営が厳しい中で、運航を維持する会社かそうでない会社かがはっきりしてきました。
ANAは関係会社との連携をさらに深める予定で、夏ダイヤで路線がざっくり切られてAPJに移管される路線が他にも出るのかは注目です。
コロナで大
7. JAL 奄美-徳之島線 既存路線 九州地方
昨年新たに世界遺産となった奄美大島と徳之島の2つの離島を結ぶ、今、最も輝いている小宝のような路線です。
このうち、長寿の島徳之島にある、徳之島子宝空港は今年2月23日に開港から還暦60周年を迎えることで、注目されています(子宝の愛称も10周年)。
奄美、徳之島ともにアマミノクロウサギの生息地。来年卯年を前に、今年トラベルして離島の輝きを体感してみませんか。人との繋がりの大切さが分かったコロナ禍。子宝長寿で人にやさしい徳之島なら、特にお得に徳積めますよ。
8. NCA 調布-大島線 既存路線 関東地方
昨年、東京都の空港で唯一の愛称が決まった大島空港(東京大島かめりあ空港)。注目の離島空港へは、今年で都営化30周年を迎える調布から行くのがおススメです。
伊豆大島は椿無しでは語れない離島で、高校も国際優秀つばき園に選ばれているほど。観光の最盛期も椿の時期になっています。
首都東京から県境を跨がず行ける伊豆大島。海外行けない今は、遠いアメリカの離島ビッグアイランドよりも、近いかめりあの離島大島が面白い!
9. JAL 東京国際-新石垣線 新規路線(昨年3月就航) 関東地方 沖縄地方
厳密には新規就航ではないですが、日本トランスオーシャン航空(JTA)便からJAL便に変わった新規路線です(運航はJTAのまま便名をJAL便名に変更)。
東京国際(羽田)就航路線の中で最も長い距離を飛ぶ国内線路線です。なかなか海外旅行へ出られない中で、珍しい国内線路線のひとつとして注目されています。
海外にいるような南国気分を満喫できるのが、日本復帰50周年の沖縄の魅力。交通ルールが逆になったのは45年前ですが、石垣なら「人は右、車は左」(飛行機は左?)の具志堅氏も、730交差点も、なりたいカンムリワシも楽しめます。おーりとーり新石垣へ。車のとーりは左側、新石垣空港のとーりはぱいーぐるですよ〜。
10.つぎつぎ乗ろうよ、すべての路線へ!
日本全国、どの路線も注目点はいっぱい。上記9路線以外にも日本には多くの航空路線があります。
去年も飛行機で飛べなかった人も、その分も含めて今年はつぎつぎ国内線を使ってみませんか。
さあ、今年は日本の空路で旅しよう!
まだ公式発表されていないものもありますが、就航や撤退が噂されている注目路線もあります。3月末から始まる今夏ダイヤは、1月中旬に発表されるものがほとんどなので、年明けのニュースは要チェックです。
■就航や撤退が噂されている主な路線
・新石垣-波照間線(第一航空/DAK)
経営者の変わったDAKが昨年12月にも就航しようとしていた路線です。
延びに延びた日本最南端路線の再就航。今年、いよいよ実現するのか最大の注目点です。
・鹿児島-諏訪之瀬島線(新日本航空?)
昨年12月に、今夏にも定期便就航との報道がありました。十島村が場外離着陸場の有効活用のため、避難所を兼ねるターミナル新築を進めており、セスナを飛ばすとしています。
十島村へ行くには現在は週2往復の船のみ。諏訪之瀬島と他島との船便を開設して航空と連携させることも検討されており、航空便により一気に利便性向上が期待されます。
・仙台-新潟線(トキエア)
地方発の新規航空会社として、新潟を拠点とするトキエアが今年、運航を開始する予定です。既に新設が内定しているのが、札幌(丘珠)と仙台。このうち仙台は短距離路線で、路線維持できるのか注目されています。
・女満別-新千歳線・釧路-新千歳線(Peach Aviation/APJ)
新千歳拠点化を華々しく声高に宣言してから、全然新路線が設定されていないのがAPJの新千歳発着北海道路線です。女満別や釧路から東京、大阪への就航は完了しており、拠点の新千歳からの就航先候補とみられます。
新千歳発着の国際線が完全停止するなか、国内線シフトを鮮明にしたAPJが、今年こそ、道内新路線を開設するのか注目されています。
・新千歳-成田国際線/成田国際-那覇線(国際線扱い)
COVID-19の水際対策で公共交通の利用制限があるため、国際線が本土5空港にしか飛んでいない今は、入国から14日間は北海道と沖縄には帰れません。そして、各県民を各県で責任を持つと宣言してから一年半。5空港周辺ホテルの不足も露呈し、地方ホテルでの14日間滞在が求められています。国際線扱いでの特例便運航で移動の足を確保するウルトラCが実現するのか注目です。
北海道と沖縄以外にも、九州地方や中国地方の人は、成田や羽田から入国するのではなく、ソウル経由等で福岡から帰るのが流行り中。日本の航空会社は客を奪われており、国内区間の国際線扱い運航が期待されています。
今年も日本空港情報館ブログをお楽しみください〜。
空港検疫ありがとう
正月三が日も休むことなく
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue
海外ではクリスマスや年末年始に公共交通機関が休暇運休するのは当たり前。
国際線なんだから、在留邦人や外国人が大好きな海外基準(海外では〜〜)で、
空港も年末年始位週1位はお休みしても構わないと思いますけどね。
どうせ特定曜日しか飛んでない便も多いですし、行き来する人数も少ないですし、
検疫施設使用料なんて誰も払ってないんだし。
正月三が日も休むことなく
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
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海外ではクリスマスや年末年始に公共交通機関が休暇運休するのは当たり前。
国際線なんだから、在留邦人や外国人が大好きな海外基準(海外では〜〜)で、
空港も年末年始位週1位はお休みしても構わないと思いますけどね。
どうせ特定曜日しか飛んでない便も多いですし、行き来する人数も少ないですし、
検疫施設使用料なんて誰も払ってないんだし。