厚生労働省(厚労省)では、検疫法を犯した、空港検疫からの逃亡者の氏名等を発表しています。12月に発表された逃亡者は全部で27人でした。
■逃亡認定理由
27人全員が、入国後の自宅等待機(自主隔離)期間中に「健康状態の報告、位置情報の報告及びビデオ通話に一度も応答がなかった」ことを理由に逃亡認定されています。
前月よりも減りました。入国者数は増えているので減って万々歳と言いたいところなのですが、強制隔離対象国が増え、3日目までは応答できる人たちばかりなので、手放しでは喜べない状況です。(逃亡者が多かった米国ハワイ州とかカリフォルニア州などは6日間強制隔離なので、、、。)
今月は、入国当日に友人と会い、その友人が有症状にもかかわらずサッカー観戦に出かけた事例がありました。14日以内に他人と接触するのは検疫法違反ですが、なぜか氏名公表されませんね。
■行動歴
行動歴別では、最も数が多かったのは、米国からの入国者で10人。タイは3か月連続で複数人、台湾、カンボジア、オランダが各2人出ています。(逃亡しているのは日本人ばかりだから、逃亡する恐れの高いエリアは日本と言うべき??)。
行動歴に関係なく、日本国検疫は完全にナメられてますね。
■国籍別
国籍別では、外国籍者は3人。3か月連続の韓国と、インド、スリランカ/シンガポールです。とは言っても、日外の入国者数は大きな差はないので、日本人の逃亡の多さが目立ちます。
邦人・外人問わず、日本国検疫は完全にナメられてますね。
■年代別
年代別では、20代から70代までバラバラです。
どの年代からも、日本国検疫は完全にナメられてますね。
■居住地別
居住地別は、東京都が9人でした。圧倒的に多い状況から、少し減った印象です。続いて神奈川県が5人でした。都道府県が様々に出ています。
どの都道府県民からも、日本国検疫は完全にナメられてますね。
こんな時に入国をする人はとにかく少ないです。そんな厳選された人たちの中で、こんなにも逃亡者が出てくるということは、日本国検疫は完全にナメられてますね。
こんなことが続くようだと、検疫や入国審査の対応が、犯罪者予備群に対するような厳しい姿勢に変化していくことが懸念されます。残念です。
■同姓同名が出てくる出てくる
驚きの注目点は、同姓同名が複数人出ていること。
日本の人口でも同姓同名に出会うのはそうそうないと思いますが、対象者がわずか1万人強/月しかいない中で、年齢と性別が同じで、しかも法令を違反する同姓同名者が7組も出ており、異常な状態になっています。140人弱しかいないのに7人もですよ、、、。
同姓同名だったのは、
・8月23日と10月24日に入国したY.A氏(20代東京都居住)2度目は11月5日発表
・9月3日と10月8日に入国したT.A氏(40代東京都居住)2度目は10月19日発表
・9月26日と10月24日に入国したK.A氏(40代東京都居住)2度目は11月5日発表
・10月18日と11月16日に入国したM.Y氏(20代東京都居住)2度目は11月26日発表
・8月22日と12月10日に入国したN.R氏(50代神奈川県居住)2度目は12月21日発表
・8月22日と12月10日に入国したN.Y氏(60代神奈川県居住)2度目は12月21日発表
・11月21日と12月16日に入国したH.S氏(30代大阪府居住)2度目は12月27日発表
4人は既に記事にしましたが、12月21日に2人、12月27日に1人増えました。
N.R氏とN.Y氏は同じ苗字の方々です。入国日・入国空港も同じですので、同じ家族の可能性があります。アメリカ(カリフォルニア州)とアメリカ(テキサス州)と滞在地域がバラバラで別人物の可能性もありますが、居住地と年代まで奇妙に一致するとは不思議です。
H.S氏はオランダとアラブ首長国連邦(UAE)と滞在国がバラバラで別人物の可能性もありますが、居住地と年代、待機場所(大阪府居住なのに東京都待機)まで奇妙に一致するとは不思議です。(11月に滞在国が一致しなかったM.Y氏もUAE絡みでした)
入国者のしかも法令違反者で同姓同名が出るのは、それ自体が確率的には天文学的数字なのに、それが140人足らずで7組も出ているとは異常過ぎます。
特定の入国者から、日本国検疫は完全にナメられてますね。
■変異株で騒ぎの国からも
オミクロン株で騒ぎになっている国も多数あります。
自主隔離なんて、全くできていないことがよく分かります。
高感染国滞在者から、日本国検疫は完全にナメられてますね。
検疫すり抜け事例(=ウイルス密輸事例)が、国内感染の起点になります。入国者の皆様には、14日間の自主隔離期間中、逃亡せずに他者と接触しないよう努めていただきたいものです。
なお、逃亡事例については、1週間のみですが、氏名が公表されています。しかし、住所や年齢・性別、(入国時に撮影する)顔写真等は公表外であるため、憶測が飛び交っている状況です。
8月に一番最初に公表された方の中には、同年代・同名・同滞在国の方でSNS発信されている方がおり、(本当かどうか全く不明なのに)「こいつだ」と盛り上がってしまった方もいらっしゃったようです。珍しい名前の方などは特に目立つ存在で、同滞在国に進出している大企業の役員と同年代・同名・同滞在国の方や、海外で活動し当該発表と同一日に帰国し14日以内に居住地以外の都道府県でライブをしている音楽関係者と同年代・同名の方、SNSフォロワー数の多いモデルと同年代・同姓同名の方、自由人として知られ同一日に国内に帰国した方と同姓同名の方など、色々いらっしゃいます。
全く関係ないのにSNS等で攻撃される可能性もありますので、特に現地で活躍されている方やSNS発信などされている方は、注意された方が良いかもしれませんね。
一番悪いのは逃亡している入国者なのに、同姓同名でトバッチリを受けるのはシャレにならないです。
逃亡者は(自らが同意した)検疫法を犯した犯罪者であることをお忘れなく。
法を犯しているということは、下手すると、次回出入国できなくなる可能性もありますよ。
同意したくなかったら、入国しなければ良いだけの話です。
(今年11月3日、東京国際空港第3ターミナルで撮影)
結果を見れば一目瞭然。隔離しないとダメなんです。
デルタ?オミクロン?
外人だけ入国拒否?
変異株の種類は全く関係なく
逃亡するのは日本人ですから
結局全員隔離しないとダメなんです。
デルタ?オミクロン?
外人だけ入国拒否?
変異株の種類は全く関係なく
逃亡するのは日本人ですから
結局全員隔離しないとダメなんです。
■入国時の誓約に違反した事例について(厚労省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00282.html
空港検疫ありがとう
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue
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