2021年12月04日

めざましな高台でCATch(1日目)

※本旅行記は2022年1月に公開したものです。



■2021.12.04 (自宅)→(東京シティエア ターミナル)→(自宅)

■とにかく一気にT-CATへ
電光石火の空港訪問第六弾。
10月から5回目のシェアサイクル利用です。

今回は、未明に起きるのが遅くなり、六郷橋を渡ったところで4時過ぎでした。
前回同様にコンビニ発券を活用し、六郷橋から二番目に近い、六郷BASEの貸し出しポートで自転車を借りましたが、4時半近くなっていました。3台しかありませんでしたが、電池残量90%+新しめの自転車があったので、それでスタートしました。

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国道15号と環状8号線の交差点で羽田空港行のバスに遭遇。
蒲田駅4:30発の早朝バスです。5人ほどしか利用がありませんでした。


出たのが遅かったこともあり、今回は、とにかく東京シティエア ターミナル(T-CAT)に向かって急ぎました。
いつもの経路で、蒲田→(国道15号)→新馬場→(山手通り)→天王洲→(海岸通り)→汐先橋→(新大橋通り)→と進行。茅場橋北詰で小道に入り、箱崎川第二公園のポートで自転車を返却しました。車が少なかったのでスイスイ進め、6時ごろには到着できました。

流石は都心なのと、少し時間が遅かったこともあり、築地を過ぎた辺りから歩行者が出始めていましたが、TCAT周辺は歩く人はほぼおらず閑散としていました。
六郷BASEから箱崎川第二公園までは走行距離約19キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は90%→70%でした。

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箱崎川第二公園のポート。
至る所に駅がある都心部なのに自転車がウジャウジャで羨ましい。
京急蒲田駅前にいつも5台位しかないのと雲泥の差です(今日途中に見た時は2台だけ)。


■まったりした昭和な時間を過ごせるT-CAT
東京の隣に住んでいながら、T-CATに来るのは、2014年以来です。
プチリニューアルはされたものの、大きな変化はなく、いつも通りな昭和な香りは健在でした(結構落ち着きます)。
そして、早朝ということもあり、館内はより閑散としていました。

今回は、外周の駐車場なども少し念入りに調査しました。

※館内のマクドナルドが6時半にオープンしましたが、開店と同時に地元のジジババが4人以上の会合をスタートしていました。実は、ここ2か月の電光石火で早朝の飲食店を見ることが多いのですが、普段若者が多いお店でも、どこもこんな感じで早朝はジジババの集まりになっているところは多く、見ていて面白いです。深夜の飲み屋じゃなくても人は呼び込めるという好例ではないでしょうか。

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人がほとんどいない暗い時間帯から動き出すTCAT。
早朝開館で密にならずに見学ができるこういう施設は大好き。増えてほしい。

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コロナで大打撃を受けたT-CAT。
成田空港行の便数が激減して1階発着に集約され、3階ロビーは閉鎖されています。
ここから上っていくのがT-CATの醍醐味でしたから、旅行気分が削がれますね。

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1階中央出口正面に、成田到着からのお迎え専用レーンが出来ていました。
早朝なので誰もいませんが、ウイルスを貰う危険が高いので危ない危ない。

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こんな時期だから飲食店はテイクアウトが重要。
一覧も出ていました。またたびより前に、近隣の皆さん、ぜひご利用ください。

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T-CATはかなりの減収になっていると思うのですが、
館内ではクリスマス装飾がなされていました。ホッと一息。


■隅田川の船着場は歴史が深い
T-CATを出たのはめざましな時刻。ここからはフジテレビに10時に着くように行けば良いだけなので、それほど急ぐ必要はありません。
箱崎川第二公園のポートを7時に出ました。

先ほど返却してから15分以上経過したので、さっき借りていた自転車は返却済みのはずでした。ところが、ポートに戻って確認したら、鍵を閉め忘れていて、返却されていませんでした。
まだ電池残量が70%だったので、そのまま同じ自転車で走り出しました。

最初にすぐ近くにある箱崎町防災船着場に寄りました。ここも看板設置工事中でした。

・箱崎町防災船着場:
 行政設置(東京都)、河川区域内
 ・定期船就航無し

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箱崎町防災船着場は、隅田川大橋そばにある防災船着場です。
写真を撮っている場所は、T-CAT(旧箱崎川)と隅田川の間の、要は、箱崎の中州。
T-CAT付近には蠣殻町汽船發着場があったそうで、交通拠点の不思議な縁・歴史を感じます。


箱崎町からは、門前仲町経由で越中島に行くのが早いです。
しかし、前回までの訪問で明るい時間に行けなかった明石町防災船着場のほか、豊洲三丁目船着場に行き忘れており、その後に勝鬨橋簡易船着場、今回出る直前に勝どきマリーナがあることが分かりました。
これらに寄りつつ行ける最短経路が、箱崎町→勝鬨橋→勝どきマリーナ→越中島→豊洲三丁目→お台場、だったため、まずは隅田川を南下することにしました。

※時間がもう少しあれば、先に都心部の3つのへリポート(警視庁本部、合同庁舎第2号館、アークヒルズ)の見学を済ませるという手もあったのですが、少し離れていたのに加え、結局11時に汐留に戻ってくるので後回しにし、月島・豊洲周辺の船着場制覇を優先しました。

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前回真っ暗で何も見えなかった明石町防災船着場も、
明るい日差しの中でゆっくり見ることが出来ました。


明石町防災船着場を出て、すぐ南側につきじ 治作という料亭がありました。
マンションなどが立ち並ぶ近代的な街の中にいきなり古い建物が現れたので、これは相当歴史がある、格式高い所なのだろうなと気にしました。で、よく見てみたら、入口脇に小さな石碑があり、「史跡運上所跡 東京税関発祥之地」と書かれています。
明石町防災船着場は、すぐ脇が東京税関発祥の地という由緒正しき東京の表玄関に当たる船着場なのでした。

※明石町にあったのは、1867年(慶応3年)に幕府が設けた東京運上所です。1872年(明治5年)に税関に変更されています。一帯は東京の海上貿易の表玄関の扱いで外国人居留地でしたが、東京湾の最奥部にあったため、横浜に比べると、外国との取引はあまりなかったようです。11月の横浜訪問で横浜税関を見ていますが、今の東京税関は、1953年(昭和28年)に横浜税関から分離独立したものになっています。つまり、ここの東京税関は、今の東京税関とは直系での繋がりはないようです。いわゆる(旧)東京税関。

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街中に突然現れる料亭。
入口左に小さな石碑が建っています。


ここから勝鬨橋まで500メートル弱で、勝鬨橋簡易船着場にたどり着きました。

※簡易船着場は、40フィート(約12m)未満の小型船舶が「自己の責任において、自由に利用」できるとされています。墨田川には、吾妻橋、言問橋、駒形橋の計4か所があるそうです。
前回までの訪問で全く気が付いていなかった船着場でした。一般ピープルが使えないから気が付いていませんが、川沿いにはこういった施設が結構あるようです。
東京都の公式サイトの紹介
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/river/kanri/sumidagawakanifunatsukiba/index.html


・勝鬨橋簡易船着場:
 行政設置(東京都)、河川区域内
 ・定期船就航無し

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勝鬨橋北詰のすぐわきにある勝鬨橋簡易船着場。
川岸を凹ませて階段があるだけで、浮桟橋等はありません。

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勝鬨橋から明石町防災船着場・運上所跡方面を見た様子。
歴史ある隅田川の船着場が大都会に溶け込んでいます。


■待合スペース充実の越中島
勝鬨橋を月島側へ渡ったあとは、いったん南下して勝どきマリーナへ。

・勝どきマリーナ:
 民間設置(本橋発動機)、河川区域内
 ・定期船就航無し
 https://kachidoki-marina.com/

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勝どきマリーナは船舶免許の取得に通う人が多いようです。
一時期定期船が発着していたこともある船着場です。


その後は北上に進路を変え、越中島船着場に向かいました。越中島には、8時15分ごろにたどり着けました。

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越中島の船着場にはターミナルがありますが、桟橋までは少し歩きます。
写真に写るテーブル椅子で送迎できるほか、屋根のある待合スペースもありました。


越中島は、船着場に駐輪場はありませんが、少し北側の越中島公園入口にdocomoバイクシェアのポートも整備されている駐輪場があります。駅からも徒歩10分ほどで、ターミナルも、屋根のある待合スペースもあるなど、利便性・快適性は高い船着場になっています。
自転車はポートにいったん置いており、見学中に自動返却処理がなされてしまいました。ただ、コロナもあって別の自転車に乗り換えるのも、サドル等の消毒が面倒だったので、再び同じ自転車を借りて走りだしました。

箱崎川第二公園から越中島公園までは走行距離約6キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は70%→60%でした。

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越中島公園のポートは公園入口の駐輪場隣接。船着場から徒歩2、3分です。
ここでも交換することなく、再度同じ自転車を借りました。


■豊洲は船も自転車も
越中島からは豊洲三丁目船着場(豊洲運河船着場)へ。
豊洲運河沿いは商店がないせいか、親水歩道には全く人がいませんでした。

・豊洲三丁目船着場:
 行政設置(江東区)、河川区域内
 ・定期船就航無し

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豊洲運河は、両岸が防災護岸として指定されています。
豊洲三丁目船着場はその一角にある桟橋です。


豊洲からは、お台場へ直行しました。
豊洲駅周辺は、豊洲運河沿いと打って変わって人だらけ。駅前のdocomoバイクシェアのポートにも溢れんばかりの自転車が止められていました(一昔前の違法駐輪とそっくり)。

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途中で見かけた豊洲駅前のポート。状況を見るといつも100台近くがある所です。
歩道部分に溢れんばかりに駐輪が。少し大田区のポートにも分けてくれませんかね、、、。


■球体展望台から芝浦ヘリポートまでは距離がありすぎ、、、
フジテレビに最も近い台場駅前のポートには9時半には着けました。

越中島公園から台場駅前までは走行距離約7キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は60%→50%でした。

フジテレビは10時にならないと開館しないので、海浜公園の展望デッキから芝浦ヘリポートを見て少し時間をつぶした後、フジテレビ入口へ向かいました。
フジテレビへの入口は、10時の開館を前に20人ほどが行列していました。10時になると同時に展望台へ急ぎましたが、特別展示などを見に行く人も多く、開館直後は展望台には5人ほどしかいない状態で見学を済ませられました。
展望台からは芝浦ヘリポートを捉える(キャッチ)ことが出来ました。眠たい時間にCATを見た後、8chチャンネルの施設に訪れただけあって、「めざましな高台でCATch」した感じでした。

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めざまし直後で見学者は少人数だったフジテレビ球体展望台。
はちたまなのに八王子も多摩も良く見えない東京港にあるのはこれ如何に。
やはり臨海部に朝から来る人は少なく閑散としていました。

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展望台からキャッチできた芝浦ヘリポート。
距離が遠いせいで、ヘリパッドのHの文字まで確認できる角度には至らず。
すぐ後ろの高層マンションなら真上から覗けますけど、一般利用できる展望台はないしな〜。
写真左のノッポビルは渋谷のセルリアンタワーで、その右下の薄緑は京王渋谷駅。
左端上の煙突は15キロ先の杉並清掃工場、ツインタワーは21キロ離れた三鷹です。
三鷹の後ろの山肌は名栗辺りと思われますが、その向こうに御巣鷹の尾根があるはず。

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ということでめざましな高台風景を。いろんな場所をキャッチできました。
(一段目左)正面は東京港から都心方面の眺めが展開。芝浦ヘリポートは写真左奥。
(一段目右)左方向の富士山方面。手前の海浜公園に水陸車用スロープが見えます。
(二段目左)日の出桟橋〜竹芝〜晴海ふ頭方面。手前にある◇なのが第三台場です。
(二段目右)球体部からではなく南側からの風景。フェリーふ頭全体が見えました。
(三段目左)南側やや右側を撮影。青海方面です。午前中は完全に逆光になります。
(三段目右)羽田方面。左写真の中央奥を撮影し逆光補正済。白光りが第2国際線部。
(写真をクリックすると拡大します)


■平成から令和への変化を体感
フジテレビ球体展望台からの見学は30分もかからず終了しました。
台場駅前のポートに戻ると、先ほど止めた時と自転車の出入りはなく、これまで乗ってきた自転車もまだ残っていたので再び同じ自転車を借りることにしました。

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台場駅前のポートは人工地盤の下の歩道上にありました。
再び同じ自転車で進みます。


お台場からは、有明コロシアム前を通って、環状二号線を進みました。
豊洲大橋からは、渡れなかったレインボーブリッジ晴海客船ターミナルがきれいに見えました。いずれも東京港の平成を代表する建築物ですが、晴海客船ターミナルはもうすぐなくなる予定です。富士山が大型マンションで見えづらくなるなど、平成から令和に時代が移り変わることを実感する風景を楽しめました。

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豊洲大橋から見えたレインボーブリッジと晴海客船ターミナル。
橋を渡れば短絡できましたが、今日は汐留に寄るので断念。

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よーく見ると、富士山(左奥)と共演している晴海客船ターミナル。
高い建物のせいで富士見は難しくなったでしょうか。今冬で見納め?


■カレッタから見えるのは南東側のみ
築地から汐留へは車道ばかりの道が交差していて、交差点に横断歩道もない所が多く、自転車ではなかなか危険な区間が連続していました。
遠回りになる自転車OKの歩道橋も活用しながらの移動で、時間はかかったものの、カレッタ汐留最寄りの汐留シティセンターのポートには、11時少し前に着けました。

台場駅前から汐留シティセンターまでは走行距離約8キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は50%→40%でした。

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汐留シティセンターのポートは謎の凹みに置くタイプ。
出入りが結構ありました。


展望スポットには開店直後にササっと行けたため、エレベータ内も上り下りとも1人だけ。ほとんど人と接触せずに済みました。

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カレッタ汐留レストラン階46階にある小さな展望スポットから。
築地〜竹芝方面が見えますが午前中は逆光。ガラス反射がどうしても写り込みます。
築地市場跡地がまっさらなのは今だけの風景。


■新橋駅前は混み混み、官庁街は空き空き
再び汐留シティセンターのポートに戻ると、やはりこれまで乗ってきたチャリがまだあったので、再びそれを借りました。
新橋駅北口前を通って日比谷方面へ向かいましたが、昼前の時間帯になり、駅前は人だらけでした。信号で捉まらずに済んだので、うまく通り過ぎることが出来ましたが、歩行者では来たくない感じの密状態でした。

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都心の航空要素で欠かせないのは航空会館でしょう。
内幸町駅徒歩1分の場所にあります。


新橋駅前は人が多かったですが、桜田門〜虎ノ門間の官庁街はほとんど人がいませんでした

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警視庁といったらこの構図。すぐ後ろの建物が合同庁舎第2号館です。
ヘリポートが横並びというのは国内ではここだけの非常に珍しい場所です。


この後は、虎の門を通り過ぎてアークヒルズへ。
東側のガーデン部分には人が全然いませんでしたが、アーク・カラヤン広場ではイベントが開かれていたようで人だらけでした。写真はガーデンで撮っただけで、広場は横目で通り過ぎただけだったので、他人と接触せずに済みました。
やはり、商店などがあり、イベントをしていると人が出てくるようですね。

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六本木通り側は首都高が邪魔そうだったので、
東側のガーデンから建物を狙ってみたものの、近すぎました。


■歩道があるレインボーブリッジへ行く歩道がない
アークヒルズを出た後は、レインボーブリッジまで南下します。
板倉で国道1号線へ出て、そのまま田町まで南下。山手線を超えてレインボーブリッジに最も近いNX-TEC芝浦のポートへと至りました。

汐留シティセンターからNX-TEC芝浦までは走行距離約9キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は40%→17%でした。

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レインボーブリッジに最も近いNX-TEC芝浦のポート。
一気に駐輪台数が限定的になってきました。


レインボーブリッジは目の前に見えており、ただ道をまっすぐ進むだけだったのですが、北側歩道を進んでいったら、反対側に渡ることが出来ず、引き返すことになってしまいました

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NX-TEC芝浦のポート前から見たレインボーブリッジ方面。
この歩道をまっすぐ行ってはダメで、写真の信号で右側の歩道に渡っておく必要があります。


■レインボーブリッジから芝浦ヘリポートも見えた
レインボーブリッジでは、芝浦側を少し歩いただけで引き返しましたが、芝浦ヘリポートは、ループ橋に隠れることなく見ることが出来ました。高さはヘリパッドと同じくらいなので完全にHマーク等は見えませんが、フジテレビ球体展望台からも距離が遠すぎて、Hマークが見える角度にならず、似たようなものでした。

※レインボーブリッジは、一般道車道南北に歩道が整備され、昼間時間帯に開放されています。芝浦-お台場間を短絡するルートで、20〜30分で歩いて渡ることが出来ます。
ただし、12月1日以降の冬期間は南側のみの使用になっています。また、歩道なので、自転車は乗車禁止で専用台車を挟み込む必要があります。


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芝浦側の歩行者入口。
意外と利用者がおり、警備員以外いないこの写真を撮るのに数分費やしました。
奥に10時に行った球体展望台が見えていますね。

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実際の歩道の状況。
橋の端側は完全なフェンスなので、恐怖感はあまりないです。
問題は車道側で、結構車が飛ばしているので、そっちの方が怖いです。

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ということで芝浦側の飛び出し部分からの写真。
(左)お台場を高い位置から眺められます。
(右)芝浦側はふ頭なので船と車、ゆりかもめが共演。芝浦ヘリポートは右方向。
(クリックすると拡大できます)


■東京だから出来る五輪のレガシーとはふとした時に感じるもの
レインボーブリッジの下に降りたところ、正面に晴海が見えました。
北側歩道が通行できると、都心方面の眺めは抜群だったのかもしれません。

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歩道入口の建物を出た所、正面に晴海が見えました。
タイミングよく船が横切ってくれました。


この後は、芝浦ヘリポートの脇を通って帰るのみです。
残量17%では心もとないので、ここで自転車を交換することにしました。

スマホで確認したところ、先ほど自転車を停めたNX-TEC芝浦には5台ほどしかなく、いずれも充電が少量でした。すぐ近くにあるセブン-イレブン 港区芝浦ふ頭店のポートが10台ほどあり、90%残量のものもあったため、そちらで借りなおすことにしました。

ただ、現地で確認したところ、多残量のものは古い車種ばかり。90%残量のものも、乗ってはみたもののペダルが重い感じでした。
やや不満な走りはじめとなりましたが、走り始めてすぐNX-TEC芝浦の前を通りかかったところ、作業員が駐輪している自転車のバッテリー交換をしているのに遭遇しました。

少し待って作業が終わった後に、さっそく見てみると、最も新しいタイプの自転車のバッテリーが交換されて100%残量になっています。
これは借りなおすしかないと、今の借りたばかりの自転車を返却して貸出手続きをしてみましたが、なぜか何度登録しても貸し出しが出来ませんでした。

これまで乗ってきた自転車も残っており、バッテリー交換がされていました。満充電ではなく40%でしたが、走りにくい90%残量のものよりはマシ。結局、またまた同じ自転車に乗り換え、先に進むことにしました。

その先すぐのところにある芝浦ヘリポートを地上から軽く見学したあとは、五色橋を通って南下を続けました。

※芝浦ヘリポートのすぐ南にある橋が五色橋です(ヘリポートのビル名称は五色橋ビル)。
この橋は、幻の1940年東京五輪会場へ渡るために架橋された橋で、さらに1964年東京五輪に備えて架け替えられたという、五輪の申し子のような橋です。橋の名称も五輪にちなんでいます。
レインボーブリッジ(七色橋)の直後に渡るとは、なんとも不思議(SF)な感じ。晴海を見た後に、この橋を見て、そして名前の付いたビルにあるヘリポートを見るという、東京五輪イヤーにふさわしい弾丸訪問となりました。
今年のパラリンピックは多様性で多彩でしたし、開会式はパラエアポートでしたし、その翌日は羽田開港90周年でしたし、空港も橋もヒトモノコトを結ぶものですから、なんだか羽田>東京>日本と関係が深い空港マニアとしては、こういう、東京ならではかつ五輪ならではかつ航空ならではの場所を五輪イヤーになんとか訪れることが出来たのは感慨深いです。
五輪のレガシーとは、普段の生活に溶け込んで、ふとした時に感じるものであることに気付かされました。
※ちなみに、海外では、レインボーは性の多様性の象徴です。オリンピックが五色なら、パラリンピックはレインボー(日本では七色)と言えます。いずれの大会も初めて二回行われた唯一の都市、東京では、港区海岸でなら五色も七色も体感できます。(芝浦ヘリポートからも同時に見下ろせますね。)


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東京にある五色橋と五色橋ビル(芝浦ヘリポート)を東京五輪イヤーに。
この橋、世界の架け橋の玄関口羽田空港アクセスの東京モノレールからも良く見えます。
七色橋のあとに五色橋で、多彩な多様性とヒトモノコトの架け橋を考えさせられました。


■なんとか間に合った夕日
五色橋を渡った後は、未明に来た経路を引き返すのみ。
天王洲で天王洲ピアに寄った以外は、六郷まで一気に進みました。

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10月には未明の暗い時間に寄っただけの天王洲ピア桟橋。
天王洲ふれあい橋側は人が結構いましたが、桟橋周辺は少なく密にならずに済みました。


六郷では、六郷文化センターで自転車を返却しました。
NX-TEC芝浦から六郷文化センターまでは走行距離約14キロ(全区間パワーモード走行)で、電池残量は40%→20%でした。ということで、今回は、約49キロ走行で90%→17%と合わせると、約63キロ走行で93%消費といった状況でした。

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今日は明るいうちに六郷文化センターに到着。
ここは比較的自転車が多いです。


六郷からはいつも徒歩帰り。3時間かけてヘトヘトに帰宅しました。
早く横浜からも都内と相互利用できるようにしてほしい、、、。

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明るい時間に六郷に着けたので、
六郷橋からは夕焼けに染まった富士山も見ることが出来ました。
(逆光補正済)


■今日の教訓!
都心の展望台はめざましが遅い←早朝の最高の光の中では見学不可
[T-CAT]テイクアウトが充実中←餃子の自販機も
[T-CAT]入国者送迎者乗場も新設←入国者がいる時があるので油断大敵
明石町は実は東京の表玄関←旧・東京税関発祥の地です
隅田川には簡易船着場あり←小型船が自由に使用できます
フジテレビから眺めは抜群←羽田方面は午前中逆光
カレッタ汐留から見られるのは南東方向←午前中は逆光
やっぱり駅前は密避けられない←人の出が全然違います
レインボーブリッジは冬南側のみ開放←都心方面は見られません
[芝浦ヘリポート]南に五色・東に七色←カラフル多彩な東京で多様性を体感

■実際の旅程
12/04 SAT
自   宅01:00(徒 歩)→04:30六郷BASE
六郷BAS04:30(自転車1)→06:00[東京シティエア ターミナル(T-CAT)]
[TCAT]07:00(自転車1)→07:15箱 崎(船)
箱 崎 船07:15(自転車1)→07:30明石町(船)
明石町 船07:30(自転車1)→07:35史跡運上所跡 東京税関発祥之地
運上所跡 07:35(自転車1)→07:45勝鬨橋(船)
勝鬨橋 船07:45(自転車1)→08:00勝どきマリーナ(船)
勝どきマ船08:00(自転車1)→08:15越中島(船)
越中島 船08:45(自転車1)→09:00豊洲三丁目(船)
豊洲三丁船09:00(自転車1)→09:30お台場海浜公園
お台場海浜09:50(自転車1)→10:00フジテレビ球体展望台
フジテレビ10:30(自転車1)→11:00カレッタ汐留レストランフロア
カレタ汐留11:30(自転車1)→11:45[警視庁本部屋上ヘリポート](地上から見るだけ)
[警視庁本]11:45(自転車1)→12:00[中央合同庁舎第2号館ヘリポート](地上から見るだけ)
[中央合同]12:00(自転車1)→12:30[アークヒルズヘリポート](地上から見るだけ)
[アークH]12:30(自転車1)→13:30レインボーブリッジ芝浦側
レインボー14:00(自転車2)→14:30[芝浦ヘリポート](地上から見るだけ)
[芝浦 H]14:30(自転車2)→14:45天王洲ピア(船)
天王洲ピ船14:45(自転車2)→16:00六郷文化センター
六郷文化セ16:00(徒 歩)→19:00自   宅





空港検疫ありがとう
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue

posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
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