2022年01月10日

国際線発着週休2日の提案

◇空港検疫 国際線発着週休二日制導入のご提案

できるだけ事実を伝えるだけにしたいので、提案系文章はアップしたくないのですが、、、。
ここのところ、あまりに検疫の負担が大きすぎると感じましたので、ブログという形を借りて、ひとつご提案です。


次々に押し寄せるウイルス密輸者に対し、空港検疫が疲弊しています。
入国者がジリジリ増える中、陽性者が爆増し、異次元の状況に入り込んでいます。
コンプライアンスが叫ばれる世の中ですし、お休みはしっかり取る海外基準に沿って、各空港国際線発着の週休二日制を導入してはいかがでしょうか。


これは、海外との行き来を制限したり、空港の運営を完全に止めたりする類のものではなく、例えば、国際線旅客便(=検疫等)を、羽田は火水休み、成田は木金休み、中部は水木休み、関空は月火休み、福岡は金土休みといった具合に、日本全国持ち回りでお休みを設けてはどうかということです。発着枠上は羽田・成田は一つ、中部・関空は一つと考えて、それぞれ休みをずらせば、各2空港に毎日就航する航空会社なら実質的な大変更はなくうまく調整できるのではないでしょうか(オランダKLM、米国DAL辺りがネックでしょうか)。
また、羽田、関空、中部については、運用時間を、国内線発着枠なども参考に、緊急時以外は到着6時-21時、出発9時-24時にしてみてはいかがでしょうか。夜間にお休みを取ることも可能になります。
一時的な発着枠時間帯変更を二国間で調整が必要ですが、緊急事態時ですしね。

今は、発着枠を確保しながら、どうせ、毎日運航していない路線は多数ありますし、流動もごくごく少数だから、やろうと思えばできるはずです。

周辺ホテルの余裕を持たせるのにも役立ちます
毎日運航している航空会社から多少の文句は出るかもしれませんが、検疫や税関・入管職員だけでなく、航空会社職員もお休みをとれ、航空業界全体が苦しい懐事情の中、人件費削減にもつながりますので、WinWinのはずです。

前例がないわけではありません。
例えば、仙台空港では、2011年3月〜4月にかけては全便を強制運休させ、4月〜9月にかけては、発着便数を制限+航空会社間の協議で一定間隔ごとの運航にしたことがあります。
全便を強制運休させられた際に、「飛ばすのを禁止するなんて自由に反する!」なんて、国際線も含めて誰も文句言ってなかったです。緊急事態時ですもん。そもそも発着枠という名で、普段から制限かけているのですから、航空便を制限することはいくらでも可能です。

利用者も、そもそも、ビジネスで海外との間を行き来するような会社なら、人材の休息の重要性も理解するはずです。
利用者も、「海外こそスタンダードだ」と言う方が多いですから、海外じゃ当たり前の昼間だけ営業や週に1日、2日休んでも、文句言う人なんて、まさか出てくるわけがありません。
緊急事態時の今、国際線旅客便が週に1日、2日休んだところで、大多数の日本国民には全く影響がないですしね(むしろ、20時以降飲食店が閉店していたり、バスが休日運休になったり、最終電車が繰り上げられたりする方が影響大です〜)。

全員14日間強制隔離をするなら、成田、羽田は別としても、入国者の居住都道府県比率に基づいて、全国の国際線空港が持ち回りで14日ごとに国際線を受け入れるのも一つの手です。
病院の分散もできますし、地元のホテルも潤ってWinWinだと思うのですが、、、。

航空便なんて事前に予約するのだから、予定をいくらでもずらせますし、本当に切羽詰まったその日に緊急利用が必要ならチャーター便を利用するでしょう(14日間他人と接触できないからこんな緊急利用もほぼないですし、、、)。
だいたい、利用者側も自由だ自由だ言うなら、夜も休日も運営しろと強制させることはできないはずです(そもそも今成田は24時間運用ではないですが、「自由を制限するなどまかりならん。夜間に飛ばせ。」なんて文句言っている人は聞いたことがないです)。

国が出来ることは、予約数制限を命令することだけではないはずです。
もう少し、(それこそ)融通利かせて、きちんと休んで、皆が疲弊しないで運営を継続できる方法を模索しませんか


空港検疫ありがとう
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue

posted by johokotu at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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