1月14日、変異株に起因する入国直後の規制について、指定対象国の新規指定、変更を発表しました。
オミクロン株の拡大に伴い、毎日毎日変更となっています。
入国直後規制の指定対象国は3か国が新規指定、1か国が一部地域新規指定、1か国が指定対象の変更になります。
◆指定対象国の新規指定、変更
新規指定
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に新規指定となるのは、 タイ、メキシコ、モルディブからの入国者です。
いずれの国も、3日間の強制隔離開始です。
いずれの地域も1月17日午前0時入国分から適用されます。
なお、 タイ、メキシコ、モルディブは、「オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域」に新規指定となります。指定は、1月15日午前0時からです。
一部地域新規指定
インド全土が「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に新規指定となります。
インド(既に指定対象となっている地域を除く)は、3日間の強制隔離開始です。
既に指定対象になっている地域のうち、インド(カルナータカ州、ケララ州、タミル・ナド州、デリー準州、マハーラーシュトラ州、ラジャスタン州)は、3日間の強制隔離のままです。
1月17日午前0時入国分から適用されます。
なお、インド全土は「オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域」に新規指定となります。指定は、1月15日午前0時からです。
指定対象の変更
ネパールが「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に新規指定となります。
3日間の強制隔離開始です。
1月17日午前0時入国分から適用されます。
なお、ネパールは「オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域」に新規指定となります。指定は、1月15日午前0時からです。
この結果、ネパールは「水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域」から「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に変更となります。
強制隔離期間は3日間のままです。現在ネパールは、「水際対策上特に対応すべき変異株以外の新型コロナウイルスに対する指定国・地域」の3日間強制隔離対象国ですが、ホテル不足特例により自宅待機国となっています。今回の指定・変更により3日間強制隔離となります。
3日間強制隔離の国・地域は、「検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機いただき、入国後3日目に改めて検査を受けていただく」と発表されています。
14日間の隔離は、全入国者が対象です。
申請などにより10日間で済む例外は、一時休止されています。(3日間で完了という例外は元々ありません)。
1月17日からは、以下のようになります。
・10日間強制隔離+4日間自主隔離:11か国
・オミクロン株 11か国
・オミクロン株以外 該当なし
・6日間強制隔離+8日間自主隔離:14か国と1か国の7地域
・オミクロン株 13か国と1か国の7地域
・オミクロン株以外 1か国
・3日間強制隔離+11日間自主隔離:54か国・地域と2か国の6地域
・オミクロン株 47か国*b(+5)と2か国の6地域(-6)
・オミクロン株以外 7か国(-1)
・14日間自主隔離:上記以外の全世界の国・地域
*b:米国は7地域のみ6日間強制隔離+8日間自主隔離
※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。
■水際対策上特に対応すべき変異株等に対する指定国・地域について (要旨)(1/14 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000874535.pdf
■オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域について (要旨)(1/14 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000872583.pdf
空港検疫ありがとう
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