厚生労働省(厚労省)は14日、オミクロン株が支配的になっている国・地域からの入国者について、自宅等待機期間(いわゆる隔離期間)を14日間から10日間に短縮することを発表しました。1月15日午前0時から適用となります。
今回の措置は、「水際対策強化に係る新たな措置(25) (オミクロン株に対する水際対策)」として発表されました。
隔離期間は新型コロナウイルス感染症パンデミック以降続けてきた14日間が、無条件に10日間に短縮されることになります。
期間短縮に伴い、「入国後の自宅又は宿泊施設での待機」「待機期間中の健康フォローアップ」「公共交通機関不使用」のいずれも期間が10日間に短縮されます(最も大切な「他者との接触を行わないこと。」が10日間に短縮されるかどうかの言及は発表分中にはありません)。
期間が短縮されるのは、「オミクロン株が支配的になっている国・地域」で、「オミクロン株以外の変異株が支配的となっていることが確認されている国・地域」は対象外(14日間のまま)です。ただ、1月15日午前0時時点では、全ての国・地域が「オミクロン株が支配的になっている国・地域」となっており、全入国者が10日間に短縮されることになります。
オミクロン株は、発症までの期間が短く、症状もこれまでの変異株と比べて軽いとみられることから、今回の措置に踏み切った模様です。
それにしても、空港検疫の陽性者数は昨年末から異次元の爆増が止まらない中で、何の根拠説明もなく、突然の緩和。しかも、強化するときはバラバラで三日後から実施とチマチマ遅遅なのに、緩和の時は一律即日。どんだけ人々を不安にさせるのやらといった印象です。
ニュースリリースの中で、「オミクロン株については10日後以降に発症する事例がほとんど無いことから〜」みたいな一文すらも付け加えられないものなのでしょうか、、、。
■オミクロン株に対する水際措置の強化 (要旨)(厚労省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000881575.pdf
空港検疫ありがとう
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue